1/12 1/13 1/14 1回中山・1回京都3日4日5日目

週を締めくくる的中鞍 ~月曜京都10R・紅梅ステークス〜

「ルメール&デムーロがいればやっぱりこうなるか」という感じだが、当たり前のようにいずれも5勝をマークした先週末。土曜こそ勝ち星を挙げられなかった両名だが、日曜「日経新春杯」はデムーロが、月曜「京成杯」はルメールが勝利。昨年の実績そのままに今年も年頭から存在感を示したのはさすがのひと言。これに加えて短期免許で来日しているマーフィもすでに6勝。勝てるチャンスのある馬に騎乗しているのはもちろんあるが、それでキッチリ結果を出すあたりが一流たる所以だろう。いずれにしても先週の結果から感じたのは「今年も外人ジョッキー、特に2人(ルメール&デムーロ)が中心か」ということ。それを感じたのは筆者だけではないはずだ。

それでは本題へ。今週斬るのは変則3日間開催最終日となった月曜京都10R「紅梅ステークス」芝1400m。このレース、軸馬として期待したのは1番人気に支持された5番プールヴィルだった。

『G1「阪神JF」に挑戦した前走で0秒4差5着と力走したプールヴィルが軸馬。澱みのないミドルペースで先着を許した4頭は全て後方から追い込んできた馬ばかり。好位勢では唯一上位争いに加わったように能力は優に重賞級。しかも直線では前をカットされて立て直す不利がありながらの着差だから、スムーズなら間違いなく馬券圏内に残った可能性は高い。マイルの距離も問題なかったが、今度は2戦2勝の距離1400mのオープン特別でしかもメンバー一枚落ちの組み合わせ。ここはキッチリと差し抜けが期待できるだろう』という見立て。

全馬横一線のスタートから気合満点に抜け出して一気にハナを切ったのは7番アカネサス。番手に9番アズマヘリテージが続き、内から2番レッドアネモス、6番ブラックダンサー、さらに8番レノーアも先団へ取り付き、好位後方に10番メイショウケイメイ、軸馬5番プールヴィルは慌てず騒がず、周りの出方を伺いながら中団7番手、それを見る形で12番ノーブルスコアが追走。タイトな流れになるかと思われたが、前半3F通過34秒9と案外の落ち着いた流れとなった。3コーナーからの下り坂で一気に馬群が凝縮し、一団で4コーナーから直線へ。逃げ・先行各馬もしぶとく脚を伸ばすが、勢いは完全に外を回った差し馬。中でも終始好位を見る絶好のポジションで不利なくスムーズに脚を伸ばしてきたのが10番メイショウケイメイ。同様の位置にいた軸馬5番プールヴィルは、直線に向いた段階で一旦狭くなり、内に進路を切り替えるロス。それでも先に抜け出した10番メイショウケイメイを目標にグイグイ脚を伸ばし、アタマ差まで詰め寄ったところがゴール。差し切れなかったとはいえ2着は確保。大外から同様の脚色で差のないところまで詰め寄った12番ノーブルスコアが1/2馬身差の3着入線。この結果により、「馬連5-10、2,240円」の的中。軸馬はもちろん、勝ったメイショウケイメイもすでに2勝を挙げていたように、1勝馬が大半を占めた一戦にも関わらず、この組み合わせでこの配当は法外にひと言。週ラストの勝負鞍でキッチリ好配当をお届けしたい次第。

他にも勝負鞍において土曜中山9R「成田特別」の「馬連3-5、720円」の的中日曜京都9R「五条坂特別」の「馬連2-13、550円&3連複2-13-15、1,840円」のダブル的中を筆頭に、重賞「フェアリーS」&「日経新春杯」での3連複的中を含め、連日複数の的中をお届け。ただ、勝負鞍では的中率50%を計上したとはいえ、非常に難解だった変則3日間開催だったこともあり、不的中鞍の中には「軸馬完勝→対抗ヌケ」の痛恨の取りこぼしも。それだけに諸手を挙げて喜んでいただける結果でなかったことも事実。良い流れの際の弊社の爆発力をご存知の会員様にしてみれば、まだまだこれからという開催2週目。今週末までの僅かな軌道修正を強く要望しておく。

今週末からは1回中京開催が開幕し、中山・京都と合わせて3場開催となる。言うまでもなく、その分勝負どころも増加するということ。どうか弊社から発信された情報を漏れなくチェックしていただきたい。開催最終週となる今週末を楽しみにお待ちいただけるよう、心よりお願いしたい。