11/16 11/17 5回東京・5回京都・3回福島5日6日目

掲示板独占のトリプル的中劇 ~日曜京都7R・3歳以上1勝クラス~

今週末のG1は「ジャパンカップ」(東京、2400m)。日本で一番賞金の高い国際レースとして認知されているだろうが、国際レースとは名ばかりで今年も外国馬の参戦は皆無。今に始まったことではないが、高速馬場主流の日本の競馬体系そのものが海外からは一線引かれている印象を受けるし、なんとかならないものだろうか。「鳴り物入りで来日した外国馬がどのくらい強いのか」「日本馬がどう立ち向かうのか」といった視点で観られる楽しみがないのは寂しい限り。しかも今年はアーモンドアイやラヴズオンリーユーが年末の香港への参戦を決めたことで、いまひとつ盛り上がりに欠けるメンバー構成となった。例年ならばここを勝つと年度代表馬の声も掛かったりするものだが、そんな声も出てこない。それでも、レイデオロ、ワグネリアン、スワーヴリチャード、シュヴァルグランと一応役者は揃った。どの馬が勝つにせよ、本年度ラストとなる東京・京都開催をG1らしい見応えのある競馬で締めくくってほしいものだ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都7R「3歳以上1勝クラス」ダ1900m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは直前まで目まぐるしく人気が入れ替わる大混戦のなか、最終的に6番人気に支持された6番フローリンだった。

『前走のフローリンは長期休養明けをひと叩きされてガラリ一変。決して得意と言えない小回り1700mで0秒2差4着に力走。スムーズさを欠き、最後も脚を余しながら2着馬とはハナ+ハナ差だから、やはり1勝クラスでは脚力上位の一頭だ。今回はおよそ3ヵ月振りの休養明けとなるが、この中間はウッドと坂路を併用して十分な乗り込みを消化しており、なんとか間に合わせて急仕上げ気味だった2走前の休み明けとは臨戦過程が雲泥の差。2ヵ月の間隔をあけてリフレッシュ放牧明けだった前走でもスムーズなら勝ち負けに持ち込めていただけに、本来鉄砲は利くタイプ。加えて、コースは違えどこの距離で未勝利勝ち。鞍上強化で臨む今回はスムーズな立ち回りで勝ち負けに期待したい』という見立て。

レースは大方の予想通り5番サウンドテーブルが積極的にハナを主張。同様に好発を決めた軸馬6番フローリンは周りの出方を伺いながら、行きたい馬に行かせて2番手をがっちりキープ。その後に11番カグラヒメ、14番キャメロン、1番アイタイ、10番モサなどが続き、先行集団を形成。前半に一度だけ11秒5のラップを刻んだが、隊列が決まってからはグンとペースダウン。1000m通過63秒0の緩急のないミドルペースでレースは淡々と進み、大きな隊列の変動もないまま4コーナーから直線へ。理想的なポジションを取れた軸馬6番フローリンは絶好の手応えで直線追い出されると逃げた5番サウンドテーブルを楽に捕らえて早め先頭に躍り出る。後続各馬もこれを目標に脚を伸ばしてくるが、その追い比べから抜け出してきたのが、終始好位後方7番手あたりで脚を温存していた13番ストロングライン。この馬が早め先頭からそのまま押し切りを図る軸馬6番フローリンに猛追。最後は馬体を併せてのゴールとなったが、軸馬6番フローリンがクビ差凌いで1着でゴール。2着に13番ストロングライン、そこから1馬身1/4差の3着に4番セロシアが入線。この結果により「馬連6-13、2,470円&ワイド6-13、1,160円&ワイド4-6、1,060円」のトリプル的中をお届け。軸馬完勝に加えて、対抗馬で掲示板独占のおまけ付。手広く構えても潤沢な利益計上した的中劇となり、まさに制度の高さを示す完勝と言える提供内容だった。

他にも毎週末安定した結果を残している重賞はもちろん、勝負鞍においても土曜東京6R「2歳1勝クラス」や同じく土曜京都8R「3歳以上2勝クラス」など、今回斬った日曜京都7Rを含め、土日を通じて複数の的中をお届け。重賞、勝負鞍問わず安定した取り口は相変わらずと言えるがそのなかにも爆発力をお見せすることができた先週末となった。年内の中央競馬開催は5週+1日、11日を残すのみとなっただけに、今週以降も爆発力のある的中鞍をお届けすることを念頭において勝負するよう予想部には期待したい。

今週末の注目はなんと言ってもG1『ジャパンカップ』。これが今週の最大の勝負鞍。この場でお伝えするのはそれ相応のリスクはあるが「これは確実に獲る!」と自信を口にする弊社予想部。全会員の皆様には安心して勝負していただくつもりだ。今開催最終週となる今週は『勝負どころでキッチリ結果を出すアスコット』をお見せする所存ですので、どうか今週末に多大なるご期待をお寄せいただきたい。