2/12 2/13 1回東京5日6日 ・1回阪神1日2日・2回小倉1日2日目分

4戦2勝でいざG1へ ~土曜阪神12R・4歳上2勝クラス~

早くも1回東京は開催の最終週。注目は何と言っても本年初のG1でありダート王決定戦の「フェブラリーS」。世代交代が緩やかなダート戦線とはいえ4歳馬の参戦が1頭と少々さみしい今年の「フェブラリーS」。その唯一が4歳牝馬のソダシ。昨年の「チャンピオンズC」は積極的な競馬も古馬の壁に跳ね返される形となったが、今回はベストのマイル戦。持ち前のスピードが活きるようなレースになれば侮れない存在だろう。「チャンピオンズC」からは6着だったカフェファラオも注目。昨年の「フェブラリーS」の勝ち馬でもあり、東京マイルは3戦3勝と巻き返し必至の1頭ではないか。前哨戦「根岸S」からは鮮やかな勝利で力を見せたテイエムサウスダンや、距離がどうかも終い確実に差し込んでくる3着馬タガノビューティーも怖い存在。「東海S」を大外一気で勝利したスワーヴアラミスも有力だろう。加えてアルクトス、インティ、アナザートゥルース、サンライズノヴァなどベテラン勢も豊富。いずれも勝ち負けできる馬が揃っており、馬券的な組み合わせ次第で配当妙味も十分に感じられる一戦だ。無論、弊社はこの開幕G1を勝負鞍候補として視野に入れているので、これから配信される情報を見逃さぬよう、心よりお願いしたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜阪神12R「4歳以上2勝クラス」ダ2000m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは終始1番人気に支持された9番ゴールドハイアーだった。

『連続2着の実績もポテンシャルを考えればむしろ物足りなさを感じるが、流石にこの組み合わせならアッサリまであるとみてゴールドハイアーを狙う。その近2戦は、負けはしたが3着にはいずれも2馬身以上の差をつけており、相手が悪かったと見るのが正解。今回、初の10ハロンとなるが、折り合いに難があるタイプではないし、2勝をあげている乗り慣れた鞍上にスイッチするなら、不安よりも期待の方が大きいと言える。加えて阪神〈1.3.0.1〉と好相性で負けた4着も長期明けの一戦と敗因は明確。順調に使えている現状からも不安材料はほぼ皆無。相手も対抗一点目オセアダイナスティの一騎打ちとみて3連複2頭軸での勝負とする』という見立て。

レースはポンと好スタート切った7番メガゴールドだが、内から3番オセアダイナスティ、外から8番ダイシンピスケスが押して先頭を伺う勢い。好スタートを切った7番メガゴールドも引かずにこの2頭の間を割って2番手まで押し上げる。その後ろは3頭雁行で内から2番ジュールサイクル、5番ナムラゴロフキン、10番ヒッチコックが追走。ここから2馬身少々遅れて軸馬9番ゴールドハイヤーが7番手。さらに4馬身以上離れた位置に11番ダイシンカローリ、4番ランドジュピター、6番シンゼンデレヤ、1番グッドリドゥンスがひと固まりで後方集団を形成する。
先手を取った3番オセアダイナスティが引っ張る展開になったが、馬群は向こう正面で前と後ろに綺麗に分かれて2つの集団を形成。前から5、6馬身離れた第2集団の軸馬9番ゴールドハイアーは行きっぷりが悪く鞍上も手を動かすなど、やや不安な展開。それでも指示に従い徐々に進出を開始し、3コーナーあたりでは前に取り付く。これに合わせて後続も動き、一気に全馬10馬身内のひと固まりで最後の直線へ。逃げた3番オセアダイナスティが後続に2馬身差をつけて逃げ込みを狙うが、直後4頭が横一線で前を捕まえにかかる。ここから抜け出したのは、ややズブさを見せながらも足を伸ばす7番メガゴールドと本来の動きを見せる軸馬9番ゴールドハイアー。3頭の凌ぎあいは坂の中腹まで続くが、坂上で先に抜け出したは7番メガゴールド。軸馬9番ゴールドハイアーも猛追するが、ハナ差及ばずの2着。3着には粘り込んだ3番オセアダイナスティが入選。この結果により、「3連複3-7-9、380円」の的中。馬連の配当が見込めないことから敢えて3連複での提供に踏み切ったレース。結果論だが、的中するも終わってみればリスクの割に見返りが少ない消化不良の一戦となってしまった。

他では、同じく土曜日東京8R「4歳上1勝クラス」「馬連2-8・280円、と的中をお届けしているが、先週は配当に恵まれない結果が目立った。弊社会員様であれば「的中ありき」という事をご理解いただけているとはいえ、弊社予想部には積極的に配当を狙う姿勢を見せて欲しいところ。今週以降の奮起に期待する。

東京開催も早いもので残り1週。そして、冒頭でもお伝えした通り今年最初のG1「フェブラリーS」が待ち受けている。弊社得意のダート頂上決戦となれば、おのずと拳に力も入る。この注目の一戦も勝負鞍として提供する準備はできているので、期待して今週末の配信をお待ちいただきたい。