3回新潟・3回小倉・1回札幌1日・2日目

いい流れは続いていく ~日曜新潟12R 3歳上500万下~
波乱の結末となった場合でも、納得できるレースとできないレースがある。前者の場合、多くは「何やってんだよ、あの乗り役は」という感じの、騎乗者の騎乗法に対する不満がほとんど。逆に「これは仕方ない」と思える例が日曜新潟11R「日本海S」のような場合。大逃げを打ったコスモプラチナの逃げペースは3F通過から順次34秒8-46秒2-58秒1。新潟外回り2000mということを考えると常識外れの速い流れで、2番手以下が大きく離れたことも十分納得がいく。ハッキリ言って中団追走の1番人気ココナッツパンチにしても、3コーナー最後方の2番人気ダンスアジョイにしても、展開的には『完全にハマッテいる』状態だ。だからこのシーンを見て「なんで追いかけないんだ」と怒るのは100%間違い。逃げたコスモプラチナの上がり3Fは36秒0。当然のように歩いてしまったが、33秒1という怒涛の末脚を使ったダンスアジョイの2馬身も前にゴールした。「こんなに強い馬の単勝が5210円もついた」と諦めるしかない結果。仮に外れても納得のいくレースだった。ちなみに弊社はこのレースの予想提供は一切行っていないのであしからず。
それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟12R「3歳上500万下」ダート1800m。弊社予想部がここで軸馬としたのは1番人気の4番クリストフォルス。「相変わらず高速決着&先行有利の競馬が続く新潟ダート。しかもここは徹底先行型不在で労せずハナに立って行けるクリストフォルスが軸馬。休み明けでサラッと回ってきた感じの前走が0秒3差5着だから、能力的には確実にクラス最上位。今度はキッチリ決めてくれそうだ」という見立て。レースは読みスジ通りクリストフォルスの単騎逃げマイペース。悠々と馬群を先導していく。3コーナーすぎ、2番手以下が固まって追走態勢に入っても落ち着き払った様子。そして4コーナーからは気持ちよく独走。最後まで余裕を残した脚いろのまま3馬身差の1着ゴール。2番手は一旦14番ロックリヴァーが確保したかと思えたが、最後の最後に伸びてきた6番アイアムレギュラーが逆転。まぁ、いずれにしろ対抗馬なので弊社と弊社の会員の皆様にとっては大勢に影響なし。無論14番の方が高目ではあったが、勝負事で獲って文句を言ってはいけない。「馬連4-6、750円。3連複4-6-14、1860円」のダブル的中という結果でご勘弁いただきたい。
他にも土曜小倉12RでW的中など連日的中をお届けし、前開催からの『いい流れ』は途切れそうな雰囲気は微塵もない。言うまでもなく今週末も勝負鞍で的中をお届けする所存だが、ここで改めてお願いしておきたい。弊社としてももちろん、提供する全鞍で的中をお届けしたい。そのために地道なルーティーン作業を日々続けてもいる。しかし、それでも不的中が出てしまうのが競馬の奥深さと言わざるを得ない現実がある。だからこそ、先週もここで述べた通り資金が殖えたからといって無闇な勝負は厳禁なのだ。このことは再三お伝えしているため、もう今回を最後に一切言うつもりはないが、あまりにも勝手な厚い勝負をする方が増えているので敢えて誰でも閲覧できる当コラムで書かせていただいた次第。仮に明日競馬が終わってしまうのなら有り金勝負も結構。しかし、我々の知る限り中央競馬は半永久的に続いていく。無論、それなりの勝負鞍は毎週用意させていただく。それだけの結果をお届けしているし期待の裏返しの行動だとは思うが、くれぐれも一鞍での一発勝負だけはお止めください。もちろん今週末の提供に関してはいつも通りのご期待をお寄せいただきたい。