4回東京・4回京都7日・8日目

ダメ押しの好配当ダブル ~日曜福島10R 3歳上500万下~

久しぶりに痺れるレースを見せてもらいました、という感じの「天皇賞・秋」だった。ダイワスカーレットの逃げは前半1000m58秒7。並みの逃げ馬なら最後はバタバタになるペースだが、何とこの馬は後半1000m58秒5で上がってみせた。1分57秒2のレコードは100%この馬の記録。それをたった2センチとはいえ差したウオッカはさすが。しかし、ゴール前差し返してきたダイワスカーレットには正直背筋が寒くなった。馬券を離れた競馬の醍醐味を満喫する名勝負、ではあった。
もっとも、弊社アスコットシステムズの会員の皆様には「天皇賞・秋」より50分も前に痺れていただけたはず。なぜなら、その時点で既に先週末の決着はついていたのだから。それでは本題へ。今週斬るのは日曜福島10R「3歳上500万下」芝2000m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは最終的に1番人気となった1番マイネルアトレ。「放牧先のビッグレッドファームで十分に乗り込まれて帰厩してきたマイネルアトレ。相変わらず攻め馬は動かないが、力を出し切れる仕上がりとなった。元々ポン駆け利くタイプだし、何よりも500万では明らかに能力上位。ここは鞍上のひと睨みで外の各馬を遮断して単騎マイペース。前残りの馬場を味方に押し切り期待。軸馬に指名する」という見立て。
まずはお詫びさせていただきたい。このレースはマイネルアトレの逃げと読んだ弊社予想部だが、実際は4番チキリボーイ~2番ゼンノソルジャーという並びで、マイネルアトレは4番手からのレースとなった。鞍上の中舘には「どんなレースでも勝てる」という自信があったようで、ハナにこだわる様子は全くなかった。有り余る手応えで4コーナーを回ってきたマイネルアトレは、直線に入るとインからアッという間に突き抜ける。焦点は2着争いとなったが、先行したゼンノソルジャーが13番カツヨカムトゥルーの追撃をクビ差残してゴール。「馬単1→2、2800円&馬連1-2、1930円という、1番人気馬から入ったにしては意外なほどの好配当の、しかもダブル的中となった。
「数ある的中の中から一鞍を厳選して…」とお断りしているのが正直なところ惜しいほど。他にも日曜京都8R「3歳上500万下」、土曜福島10R「奥只見特別」馬単&馬連ダブル的中など、前週に続いて連日に渡り的中をお届けした弊社予想部。週単位の回収率はもちろんのこと、同時に4回東京・京都開催の黒字収支も確定し、弊社の会員の皆様にとっては二重の喜びとなったことであろう。
『G1の裏にこそ妙味あり』を実証する的中の数々。確かに弊社からの提供は地味なレースが多い。しかし、冷静に考えていただきたい。オッズ20倍はダービーも平場の8レースも同じ。ならば獲りやすい方で勝負する、それが理にかなった方法と確信する。今週末開幕の5回東京・京都開催に於いても弊社の基本方針が変わることはない。引き続き大いなるご期待を持ってお待ちいただきたい。