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イチオシ鞍の本線的中 ~日曜京都7R・3歳上1000万下~

いよいよ今週末に迫った国際G1「ジャパンC」。かつては『裏切りのG1』と呼ばれるほど前評判通りには収まらないレースだった。無論その原因は未知の外国馬が参戦してくるため。日本馬のレベルが数段上がった現在においても、外国馬が未知であるという点は変わらない。つまり日本馬だけのレースに比べると、その分だけは確実に『不確定要素が多い』ということに他ならない。本来なら、弊社がこの手のレースで勝負することはない。勝負どころか手を出すことも稀。しかし、あえてこの段階で明言したい。今年は、いや、少なくとも今年だけは違う。弊社アスコットシステムズは「第29回ジャパンC」を勝負鞍として扱わせていただく。弊社にとっては異例中の異例と呼べる事態だが、無論そこには確固たる理由が存在する。それはこのレースに秋初っ端からマークしていた勝負馬が順当に駒を進めてくるから。ただ単にそれだけのこと。もちろん競馬は生モノ。レース当日まで精査するのは当然だが勝負馬が存在する以上、それは紛れもなく「色気のある鞍」となる。大いなるご期待をお寄せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都7R「3歳上1000万下」ダート1800m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった9番ダイシンオレンジだった。「本日イチオシの勝負鞍。休み明け叩きグッと状態を上げてきたダイシンオレンジが不動の軸馬。京都1800mダート1・3・3・2着の安定感で、持ちタイム1分50秒3もここでは抜けている。2回走った1600万がいずれも1番人気という期待馬。このクラスでは一線を画す実力の持ち主だ。前々の位置取りから自在に捌いて抜け出すはず」という見立て。

レースはスタートを決めた6番フロムジオリエントの逃げ。2番手に13番トランプがつけ、軸馬ダイシンオレンジはその後の3番手を悠然と進む。1000m通過61秒1の平均ペース。ダイシンオレンジは3コーナーすぎから動きだし、4コーナーをトランプとともに2番手で回る。そして、決着はアッサリとついた。直線半ばあたりで鞍上の手が僅かに動くと、瞬時に反応してダイシンオレンジが伸びる。追われたのはその一瞬だけ。そこからはほとんど馬なりのまま後続を置き去り。最後は2着以下に5馬身の大差をつける圧勝だった。2着にはフロムジオリエントがギリギリ逃げ粘り、更にクビ差で3着オーミプレシャスの順。この結果により「馬連6-9、1050円」の本線的中となった。

もはやお馴染みとなった感さえある日曜イチオシ勝負鞍による的中。しかも本線ということで、会員の方々から予想を上回る反響をいただいている。無論そのことに関して横槍を入れるつもりは毛頭ない。しかしその達成感より、対抗馬の一頭として名前を挙げながら、買い目から外して結果不的中となった土曜のイチオシ鞍・京都12Rの失望感の方が優る。軸馬は快勝しているのだから痛恨の取りこぼしと言わざるを得ない。確かに目数を絞ることは重要だが、それも配当によりけり。一点削ったがための50倍超不的中では痛恨の極み。予想部には今一度猛省を促す。土曜東京9R「国立特別」の3連複的中のような『いいアタリ』があるのだから、今週以降、全レース細心の注意を払って提供に臨んでもらいたい。それだけ「イチオシ鞍」という弊社の自信度に対して信頼を寄せてくれている会員の方が多いのだから。くどいようだがここはあえて苦言を呈しておく。
連続開催の最終週となる今週末には、前記の「ジャパンC」を筆頭とする勝負鞍候補が林立している。楽しみにお待ちいただきたい。