4回中山・4回阪神・2回札幌3日・4日目

もはや敵なしの快進撃 ~月曜札幌8R・3歳上500万下~

関東圏における唯一の菊花賞トライアル「セントライト記念」は非常に面白いレースとなった。逃げた15番ヤマニンエルブのペースは3F順に34.8-46.6-58.7。中山2200mとしてはかなり速い流れで、2番手以下の馬を向正面で15馬身以上離す大逃げ。ゴール前100mでさすがに脚は止まったが、これを好位~中位にいた馬たちは捕らえきれない。このパターンで恩恵を受けたのが委細構わず最後方待機の13番クォークスターだった。レース上がりより3秒も速い34秒0という鬼脚で強襲。最後はクビ差、差し切った。2着にはヤマニンエルブが粘り込み、更に3/4馬身差の3着に2番アロマカフェ。このレースで弊社が軸馬としたのは最終的に3番人気となったヤマニンエルブ。『(前略)~菊花賞の前哨戦となるここで、賞金的に本番出走が確定している有力どころが早めに動いてくるとは思えない。従って単騎マイペースから4角先頭の理想形は間違いなし。粘り込み濃厚』という見立て。提供した買い目はここからの馬連と、対抗一番手アロマカフェとの2頭軸3連複の二本立て。結果は「馬連13-15、2040円&3連複2-13-15、3110円という会心のダブル的中となった。ちなみに月曜札幌11R「エルムS」も◎1番クリールパッションと、○4番エーシンモアオバーの2頭軸3連複を提示。結果「3連複1-4-5、1330円」を難なく的中している。今や弊社の二枚看板となった感さえ抱かせる重賞予想。その勢いには翳りの兆しさえ窺えない。G1ラッシュはもう間近。それに対する必須アイテムとしてご活用いただきたい。

少々前置きは長くなったが、ここからが本題。今週斬るのは月曜札幌8R「3歳上500万下」芝2000m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは、意外にも7番人気という低評価だった6番コハクジョー

『各馬一長一短ある組み合わせ。久々も一応の仕上がりにある降級馬コハクジョーが軸馬。最終追い切りの時点では若干体に余裕も感じられたが、その後の函館から札幌への長距離輸送でキッチリと絞れるはず。1000万初戦の前走が前残りのスローペースを差して0秒5差という悪くない内容。500万に戻ってくれば明らかに力上位だし、札幌2000mにも連対実績あり。配当的な妙味十分の今回が狙い』という見立てだった。

レースは14番シルクウェッジがハナを切り35.6-48.0-60.4~上がり49.1-36.5という平均ペース。10番ラバンガルド、3番ウェザーサイドと続き、軸馬コハクジョーは内めの5番手という絶好位を追走。ほとんど馬順変わらず4コーナーから直線へ。ここで力強く抜け出してきたのがコハクジョー。500万では力が違うところを見せつける形。2着は16番マシュケナーダが好位から粘り込むかと思われたが、道中後方待機の12番ブレーブビスティーがゴール寸前で大外強襲。最後はクビ差、差し切った。この結果により「単勝6番1640円&複勝6番360円&馬連6-12、3750円」という乾坤一擲の『トリプル的中』。これには普段冷静なアスコットの会員の方々もさすがに色めき立った様子。その反響の大きさは弊社史上でも本年度屈指のものとなった。

ここに取り上げた鞍だけではない。『本日イチオシ』とした日曜中山6R「3連単12→2→11、1350円」「3連複2-11-12、590円。同じく『本日イチオシ』の月曜阪神11R・美作特別「馬連6-8、1080円など、後半尻上がりに調子を上げ、まさに的中の嵐となった変則3日間開催の秋開催2週目。大幅黒字となった開幕週に続き、まさに『ブレーキの壊れた大型車』のような勢い。しかし、まだまだ満足などできない。いや、むしろ弊社の本当の勝負どころはこれからと断言する。今週末以降に林立する勝負鞍候補を獲って獲って獲り尽くす所存。アスコットの秋の収穫祭はまだ始まったばかり。そのことをどうかお忘れなく。切にお願いしておく。まずは今週末の勝負を楽しみにお待ちいただきたい。