6/16 6/17 2回福島1日2日目・3回阪神5日6日目・1回函館3日4日目

前半戦最後の大一番へ ~土曜福島8R・3歳上500万下~

今週末に迫った前半戦最後のG1「宝塚記念」。依然として明言は避けられているが、注目のオルフェーヴルも出走してくる可能性が高い。そのオルフェーヴル。「阪神大賞典」のあの走り。そして「天皇賞・春」11着と今期は『ご難続き』。捲土重来を期す陣営の懸命の調整が功を奏するのか。様々な意味で主役はやはりこの馬。しかし、同馬が他世代を含めても別格とは言い切れない。中でも現役最強世代の5歳牡馬陣は今回も強力。香港で悲願のG1制覇を成し遂げたルーラーシップ。「鳴尾記念」で本来の実力を誇示したトゥザグローリー。更に「天皇賞・春」を圧勝したビートブラック。ダービー馬エイシンフラッシュ。新進気鋭フェデラリストなど、まさに多士済々の顔触れ。紅一点ホエールキャプチャ、3歳馬マウントシャスタの参戦も興味深い。例年以上のメンバーレベルで馬券的にも妙味十分のこの一戦。当日、弊社が導き出す結論を楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜福島8R「3歳上500万下」ダート1700m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは4番人気となった10番フォーミーだった。

『休み明けを2戦して状態良化。このタイミングうで降級を迎えたフォーミーが軸馬。現級のローカル1700mダート3・1着の実績があり、このコース替わりは何よりの強調材料。差して勝負する馬だが、時計の速い重・不良馬場を得意としている点も心強い。逃げる人気のセニョリータを目標にキッチリと差し切ってくれるはずだ』という見立て。

レースは予想通り8番セニョリータの逃げ。平均的なラップとなり、軸馬フォーミーは例によって後方からレースを進める。淡々と逃げるセニョリータを目がけ、3番ブルーメリディアンが向正面一気の大マクリを打つ。結果的に、フォーミーはここで仕掛け遅れの形。4コーナーから直線に入ってもセニョリータの逃げ脚は衰える気配すらなし。そのまま悠々の1着ゴール。ブルーメリディアンは最後一杯一杯になったが、4コーナーまでの貯金が利いて3馬身差の2着確保。大外を追い込んだ軸馬フォーミーだが、2着から1馬身3/4差の3着まで。この結果により、「3連複3-8-10、1730円」の的中。『~展開面だけでいえば脚質が決まっている強力先行馬セニョリータに分がありそうなメンバー構成。~ここは3連複に妙味アリ』としたことが好配当的中に結びついた。

微妙な天候&馬場状態となった先週末だが、土曜日を連勝で折り返し、終わってみれば勝負鞍における的中率75%を達成した弊社予想部。今年の夏のローカルもまずは順調な滑り出しと言えよう。今週末以降は、皆さまが熱望する好配当連続的中を現実のものとしていく所存。そしてもちろん、大一番「宝塚記念」もお忘れなく。続々と勝負どころが控える今週末以降にご注目いただきたい。