5/11 5/12 2回東京・3回京都7日8日目・1回新潟3日4日目

難なくパーフェクト ~土曜京都12R・4歳上1000万下~

『東京マイルのG1を制するためには1800m・2000mを楽々とこなすスタミナが必要』という、古くからの格言がある。そのことを改めて痛感させられる「ヴィクトリアマイル」だった。勝ったヴィルシーナは中距離実績はもちろんのこと、古馬一線級が顔を揃えた「大阪杯」2000mをひと叩きして、ここ一本に照準を定めた馬。2着のホエールキャプチャは昨年のこのレースの覇者であり、1800mの「ローズS」勝ち、2000mの「秋華賞」で3着、2400mの「オークス」でも3着していた馬。さらにいえば3着マイネイサベルも1800mの牝馬重賞を勝っている馬だ。これら全てに共通して言えるのは、いわゆる『長目のマイラー』というやつ。その点が他の人気どころとの大きな違い。ハナズゴールにしろサウンドオブハートにしろ、いずれも「マイルがギリギリ」という感じ。例外的な年はあるとはいえ、こと今回のメンバーで言えば、そのタイプが勝てるほど東京マイルG1は甘くない、ということ。この後に控える「安田記念」でも大いに参考にしていただきたい格言だ。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都12R「4歳上1000万下」ダート1800m。この一戦で弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった2番ブルータンザナイトだった。

『脚質的に勝ち切れない面はあるものの、このクラスでの地力上位は明らか。このクラスにしては骨っぽいメンバーが揃ったが終い一辺倒ではなく自分から動いていける起動力も兼備している点は有利。平場戦の今回、発馬を決めて流れに乗れればまず好勝負に持ち込めるはずだ』という見立て。

積極的にハナを切ったのは11番スクウェルチャー。7番ラフィングインメイ、10番シニスタークイーンと続き、緩みのない流れ。軸馬ブルータンザナイトは大方の予想通り後方3番手。グッとペースが上がった3コーナーで先行していた10番シニスタークイーンがまず脱落。逃げた11番スクウェルチャー、番手の7番ラフィングインメイの隊列のまま直線へ。軸馬ブルータンザナイトは脚をためれるだけため、直線、上がり36秒1という一頭だけ違う脚いろで差切って1着ゴール。番手先行で粘りきった4番人気7番ラフィングインメイが2着を確保。この結果により「馬連2-7、1320円」の的中。『ここまでの貯金があったし、かなり太く勝負した』という会員の方が大多数だった様子。弊社会員の皆様、おめでとうございました。

他の勝負鞍においても相変わらずの安定感をキープし、結果、先週末は本年度3度目のパーフェクト的中を達成。会員の方の声に『ここまでの貯金』という言葉があったが、振り返ってみれば、この東京・京都開催はここまで16戦12勝、的中率75%を計上。前記のような言葉をいただけるのには、それなりの所以がある。

勝負の流れに乗った時の弊社の爆発力はすでに周知の通り。引き続き、今後弊社から配信する全ての情報にご期待いただきたい。