9/7 9/8 4回中山・4回阪神1日2日目

有言実行の開幕ダッシュ ~土曜日中山8R・3歳上500万下~

サマーマイルシリーズの最終戦「京成杯オータムハンデ」(中山、芝1600m)は、戸崎騎手騎乗のエクセラントカーヴが4連勝で重賞初制覇を飾った。勝因は「この馬の競馬をすればと思っていた」と言うように、馬を信じて自分のレースに徹したこと。5F通過56秒7のハイラップで飛ばすルナのペースに惑わされることなく、レース中ほどまで馬群の中団にいて無理に動かなかったことが大きい。それが、直線での伸びにつながった。エクセランカーヴはこの勝利で「マイルチャンピオンシップ」(G1)に行くことが決まったが、今の充実ぶりをもってすればかなり楽しめそう。「1番人気は勝てない」というジンクスを破ることができなかったルナは、騎乗した横山和が言うようにどちらかというとコーナーが4つある千八向き。その舞台で見直したい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜日中山8R「3歳上500万下」ダート1800m。弊社が軸馬として期待したのは3番人気のコパノウィリアムだった。

「近走の成績は一息もここにきて復調気配濃厚。きっちりとローテーションを守って使ってきた成果が表われてきた。前走も左にモタれたぶん差を詰められなかったが、それは片ブリンカー着用で修正可能。相手関係も楽になった今回、スムーズに走ることができれば勝ち負け必至」という見立て。

レースは全馬スムーズにスタートを切り、軸馬コパノウィリアムはいつも通り中団やや後方の位置取り。そのまま隊列が決まり淡々とした流れで向こう正面へ。軸馬コパノウィリアムは3角手前からマクリ気味に早めに押し上げ、4角では先頭に立つ競馬。その後は後続を豪快に突き放して4馬身差の快勝。現級では力上位であることを見せつけた。2着にはコパノウィリアムのマクリに合わせてスパートしたアンルーリーがシルバーレイショウの追撃をハナ差しのいで入る。この結果により「馬連10-13、1680円」の的中。楽勝だった軸馬から2、3着争いはいずれも対抗馬だっただけに安心の好配当的中だったと言えよう。

他にも日曜阪神8R「3歳上500万下」ではサポートにて馬連&3連複のダブル的中をお届けし、先週ラストの勝負鞍となった日曜中山9R「木更津特別」でも軸馬が混戦を制し、馬連好配当的中。秋の中央開催開幕週となった先週末は、前回この場にて公言した通り、好配当連発にてスタートダッシュを決めた次第。

単なる堅調というだけでなく、随所に爆発力をお見せして上々の滑り出しをご覧に入れたアスコット。後はこの時期だけに重賞戦線において勝負鞍同様、『爆発力のある的中』をお見せするのみ。無論、それに関しても態勢を整えて秋のG1戦線を迎える所存。引き続き今週末以降の提供に多大なるご期待をお寄せいただきたい。