11/23 11/24 5回東京・5回京都・3回福島7日8日目

混戦を制すダブル的中劇 ~土曜東京10R・オリエンタル賞~

舞台を中山、阪神、中京に移し、師走競馬が開幕。土曜日に中山でステイヤーズステークス(G2)、中京で金鯱賞(G2)が行われ、日曜日には阪神で砂の頂上決戦・ジャパンカップダート(G1)が行われる。ジャパンカップダートは来年から中京に場所を移してチャンピオンズカップと名称・実施内容が変わるため、今年が最後の開催。それだけに好レースをして、いい締めくくりとしてほしいものだ。幸い豪華メンバーが揃ったうえに4年ぶりに外国馬の参戦もあり、前景気は上々。予想の方もバッチリ当てて、次の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)へと繋げたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜東京10R「オリエンタル賞」芝2000m。弊社予想部が軸馬として期待したのは前走の凡走で人気を落とし、最終的に5番人気となった7番ミエノワンダーだった。

「好メンバーが揃って激戦必至だが、春のレース振りから条件クラスは即通用の器であることは確か。前走の大敗は不良馬場に泣かされたものであれは度外視できる。自在性と決め手を兼備しており、どんな競馬でも対応できるのがこの馬の強み。ここは攻め馬の良さを生かして上位争いだ」という見立て。

レースは1番ソルレヴァンテがスタートしてすぐに先頭に立ち、他馬をドンドン引き離して逃げる。離れた2番手に7番ミエノワンダー。その後がまた離れ、2番マグメル以下が一団となっている。大逃げを打ったソルレヴァンテは最後やや詰められたものの、そのまま6馬身差をつけてゴール。2番手から前を追い掛けたミエノワンダーはゴール前で脚が上がったものの、内から追い上げて来た4番カムフィーの追撃をクビ差しのいで2着。1番人気の5番シャドウパーティーは久々が応えたのか伸び切れず5着に終わった。結果、「馬連1-7、1380円」「3連複1-4-7、1430円」のダブル的中。「この頭数ながら人気割れで配当妙味があるだけに、3連複をおさえた複合馬券で勝負といきたい」と判断した好的中鞍と言えよう。

他にも土曜京都12R「3歳上1000万下」など、的中をお届けできたものの、不的中のレースにおいては弊社らしからぬレース&軸馬選定が目に付き、精彩を欠く提供があった。本年度も残り1ヶ月となっただけに、再度、気を引き締めて予想を行って欲しい。

冒頭に記載した通り、今週末は開催替わり。連続開催の東京・京都から舞台は5回中山・阪神開催へと移る。また、4回中京開催も今週末開幕。言うまでもなく、各々今年の最終開催となる。例年通り、弊社アスコットシステムズはここからの1カ月に大きな勝負をかける所存。無論G1も平場戦も勝負鞍としての隔たりはない。いつどこで「勝負」の声がかかっても慌てることなどないよう、会員の皆さまには万端のご準備をお願いしておく。『毎年、最終開催は大団円で締めくくる』。それが弊社の歴史。一層のご期待をお持ちのうえ、今週末をお待ちいただきたい。