2/15 2/16 2/17 2/18 2回京都5日6日目・1回小倉3日4日目・1回東京4日5日目

危なげない的中劇 ~日曜京都7R・4歳上500万下~

今週は東京競馬場で今年最初のG1「フェブラリーステークス」(ダート1600m)が行われる。出走予定馬を見てわかるとおり、関東馬はグランドシチー一頭。西高東低が当たり前となっている今の競馬だが、それにしてもひどい。競馬に西も東もないが、これでは競争意識が失われていくのではないか。戦う前に戦意喪失してしまうのではないか。関東の調教師の中には調教に工夫をこらしてなんとか強い馬をつくろうと努力をしている人もいるが、なかなか結果に結びついてこないのが現状。原因はいろいろ採り上げられているが、どうもそれに対する反応がかんばしくない。もっと危機感を持たなければ駄目だ。それこそ施行者であるJRAと一緒に取り組むようでないと先行きは暗いだろう。もうずいぶん前から、大手馬主はG1を狙うような素質馬は真っ先に関西の有力厩舎に入厩させてしまう。このままだとこのパターンは半永久的に続くだろう。ことダートに関しては、関東はもはや二軍的存在と言わざるを得ない。しっかりしてくれ、関東のホースマン。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都7R「4歳上500万下」・ダート1800m。弊社予想部が週イチオシと断じて自信を持って採り上げたひと鞍。軸馬として期待したのは1番人気に支持された1番ポレイアだった。

「前走は5着と久しぶりに馬券圏外となったが、牡馬相手だったために仕方がない。牝馬限定戦なら力上位だし崩れることはまずないだろう。新馬で負かした相手は、現在オープンで活躍中のエアハリファ。そのことからもこの馬の実力がわかる。レースぶりが堅実な反面、もうひと押しが足りないがそこは乗り替わってきた武豊の手腕に期待したい」という見立て。

レースは6番テイエムナデシコが予想通りハナを切る。8番ウインクルキラリがそれに続き、2番人気のシンワウォッカは5番タマモアルバと併走する形で3番手。1番人気の1番ポレイアと3番人気のメテオーリカは後方から。3角でポレイアが中団に押し上げると、メテオーリカはやや離され加減に。4角でシンワウォッカが先頭に立つと、そのすぐ後ろにポレイアもやってくる。直線に入れるとポレイアがシンワウォッカを楽に交わしてゴール。焦点は2着争いとなり、外からメテオーリカが脚を伸ばして来たものの、シンワウォッカにはクビ差及ばず、すんなり順当に決着。この結果により、「馬連1-9、330円」を見事に的中。配当面での物足りなさは残るものの、週イチオシ鞍と断じての的中という点では一定の評価はいただけるだろう。

先週に引き続き降雪の影響で波乱続出だった開催とはいえ、勝負鞍における的中は上記1本のみ。半数以上の鞍が難解だったなか、レース選定はいささかもブレていないからさほど不調という認識もない。そのことは提供を受けた会員の皆様が一番ご存知のはず。それで複数の的中をお届けできていないことは、ちょっとした「チグハグさ」や「ボタンの掛け違い」による結果と考える。会員の皆様がご自分の予想ではなかなか的中を獲りづらい週だったからこそ、結果を残さなければならなかっただけに、その点は大きな割引材料。予想部の面々は肝に銘じておいて欲しい。ただ、こういった翌週ほど反転攻勢が激しくなる傾向にあることもまた事実。不幸中の幸いというか、折しも今週末は弊社得意のダート重賞「フェブラリーステークス」が施行される。流れを変えるタイミングとしては絶好機といえるだろう。すでに現地からは勝負鞍、及び勝負馬に関する情報が次々に舞い込んでいる。通常以上のご期待を持って今週末をお待ちいただきたい。