6/28 6/29 3回東京・3回阪神7日8日目・1回函館5日6日目

週イチの勝負鞍で本線的中 ~日曜函館12R・洞爺湖特別~

今週から7月に入り、本格的な夏のローカル開催となる。6月を振り返ると毎年のことながら「やっぱり…」と唸ってしまうクラス再編成直後の開催だった。予想されたこととはいえ『降級馬』の攻勢が凄まじい。1000万下、500万下のクラスではその傾向が特に顕著。つい先日までひとクラス上で走っていたのだから強くて当たり前と言えばその通り。にしても、旧クラスで手を抜いていたとしか思えないような馬が一変してくる場合もあるから始末に悪い。いずれにしても、例年同様、ローカル開催の馬券収支は『降級馬の取り扱い』がキモになる。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜函館12R「洞爺湖特別」ダ1700m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された4番リメインサイレントだった。

『前走後はグリーンウッドに放牧に出し、英気を養ったあと函館に参戦してきた。函館は【2101】の成績を挙げているように、最も得意とするコース。洋芝のここで活躍したことが、出世の足掛かりとなった。小回りも前々で競馬をするこの馬にはピッタリだ。行きたい馬が見当たらないので、この馬がハナを切ってあっさり逃げ切りそうだ』という見立て。

レースは7番ヒュウマがスッとハナに立ち、逃げる可能性もあった軸馬4番リメインサイレントは内々からすんなり番手を確保。その後ろに1番ライズトゥフェイム、9番ヤマニンファラオと続く隊列。2角を周り、向正面に入っても隊列は変わらず、ゆったりとした流れのまま、3角から徐々にペースアップ。4角でも先行各馬の手応えが良く、直線の追い比べへ。こういう展開だと後方待機の馬には厳しく、逃げる7番ヒュウマが二の脚を使い、直線差を詰める4番リメインサイレントを最後はハナ差しのいで一着でゴールを駆け抜けた。人気には応えられなかったが軸馬4番リメインサイレントは3着に1馬身1/2差をつけて2着を確保。2番人気に推されたライズトゥフェイムは3番手追走から3着入線と、まさにスタートからゴールまで「行った行った」の競馬。この結果により「馬連4-7、880円」の的中。真っ先に今週一番の勝負鞍とお伝えしたことで、会員の方の多くがこのレースに資金集中をなさっていたようだ。レース後には『予め勝負度合を伝えてくれるから張り込める』という旨の声を数多くいただいた。

他にも日曜函館9R「3歳上500万下」など、週のキモとなる日曜に2鞍の的中をお届けした先週末。土曜日の2鞍においてはいずれも軸馬3着と馬連的中とはならなかったが、これは競馬である以上付き物と言う以外にない。それでもサポートにて「ワイド」を手堅くおさえたことでイーブンで日曜を迎えられたことは大きい。いずれにしろ、総体的に見れば明らかに上がり調子。「宝塚記念」も終わり、今週からは本格的な夏のローカルシーズンに突入していく。何度も繰り返してきたが、この期間こそアスコットのドル箱中のドル箱。早くも始まった的中ラッシュの継続にご期待いただきたい。