7/19 7/20 2回福島・3回中京・2回函館5日6日目

弊社得意の的中劇 ~日曜函館7R・3歳上500万下~

例年通りの大混戦が予想された「函館記念」だが、終わってみれば2番人気ラブイズブーシェが早めにマクる競馬で後続の追撃を振り切り重賞初制覇。この馬、確かに平坦ローカルを得意としているのだが、単にそれだけではなく、一歩一歩着実に力を付けてきた証拠。それまで好走は小回りローカル限定という印象があっただけに、「有馬記念」4着はもとより、前走の「アルゼンチン共和国杯」2着という戦績からも充実の証だろう。今後も中距離路線ではマークすべき一頭になりそうだ。もちろんこの「函館記念」、弊社は3連複で万馬券をお届けしている。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜函館7R「3歳上500万下」ダ1700m。軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された2番ディーエスコマンドだった。

『休養明け初戦を好走した反動からか、前走ではあまり馬体が良く見えなかったが、それでも3着を確保したようにローカルのこの条件での安定感は抜群。中2週と多少でも間隔をあけたことが効を奏したのか、デキは確実に前走以上。これだけ馬が良くなれば連軸としての信頼は高く、ここも好勝負必至とみた』という見立て。

レースは5番トップボンバーが逃げて3Fから順に36.2-48.9-61.7~レース上がり50.0-37.4という平均的な流れ。スタートで1馬身ほど遅れた軸馬ディーエスコマンドだが、すぐに追い上げて内から3番手を確保。2番人気の3番レッドエンブレムは果敢に出して行って2番手。そのまま淡々と流れて4コーナーから直線へ。依然としてトップボンバーの脚いろは全く鈍らない。それを追うディーエスコマンドの方も直線中ほどで脚いろが揃ってしまった。後続も詰め寄ってきたがリードを保ったまま。結局そのまま何事もなくトップボンバーが強い競馬で勝利し、2着にディーエスコマンドが入線。そして3着に中団から差を詰めたレッドアライヴの順にゴール。休養明けでも実績上位の2番人気レッドエンブレムは4角でズルズル後退して9着大敗。この結果により「馬連2-5、840円」の的中。3番人気→1番人気と至極順当な結果で配当的にも地味だが、獲るべきところはキッチリと獲るのが『アスコット流』でもある。これはこれで意味のあるひと鞍となった。

他にも冒頭に記載した通り、日曜重賞の「函館記念」では2番人気のラブイズブーシェを軸馬に抜擢し、3連複2-3-9、16,130円の的中などをお届けしたが、肝心の勝負鞍において的中は上記1鞍のみ。正直ツキがなかったとしか言わざるを得ないレースもあったが不完全燃焼だったことは否めず、弊社としては先週に引き続き、若干精彩を欠く週となってしまった。とはいえ不的中となった鞍を検証しても改善は見られており、予想の方向性に間違いはない。ちょっとした『詰めの甘さ』による結果で、今週末にはすぐに修正が利く範囲のもの。僅かでも流れが変われば弊社本来の的中ラッシュをお見せできるものと確信する。

先週末で6月から続いた函館開催が終了し、今週末から新装された札幌開催が開幕する。大団円で先週末を締めくくれなかったが、開催替わりで流れが変わる余地は十二分。欲を言えば的中数に加えて一鞍の爆発力も欲しいところ。確かに口で言うほど簡単なことではない。しかし、そこを何とかしてこその馬券プロ。予想部にはなお一層の研鑽と努力を要望しておく。会員の方々には、今週末以降にも引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。