1/4 1/5 1回中山・1回京都1日2日目

良いところを連れてきた好配当的中劇 ~月曜京都7R・4歳上500万下~

例年通り東西の「金杯」で幕を開けた今年の中央競馬。西の「京都金杯」は4番ウインフルブルーム→1番エキストラエンド→2番マイネルメリエンダの決着。6着6番メイショウヤタロウまで全て4枠以内の馬で占められているあたり、例年通り、内枠有利は絶対に欠かせないデータだ。対するベテラン活躍のデータがある東の「中山金杯」は、5歳ラブリーデイ→5歳ロゴタイプ→7歳デウスウルトという何とも新鮮味の薄い決着。データ通り「もはや恒例の」と言ってしまえばそれまでだが、正直なところ物足りなさは存分に残った。ただこのレース、弊社予想部の読みズバリで「3連複3,630円」をきっちりと的中をお届け。配当的に若干不満はあるものの、4番人気-1番人気-5番人気の決着で3000円台の配当なら納得するしかあるまい。

それでは本題へ。今週斬るのは月曜京都7R「4歳上500万下」ダ1800m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された7番フェリーチェレガロだった。

『前2走の函館戦では6着、7着と人気を裏切ったが、跳びが大きい同馬に小回りは忙しすぎた印象でゆったりと走れる広い京都はベストの舞台。現級勝ちの実績からも地力上位は明らかなだけに、好仕上がり&牝馬限定戦となるここは初戦から勝ち負けだ』という見立て。

レースは外のヴェルメンティーノと内のモンシュシュのハナ争いでスタート。それを見る形で楽に軸馬フェリーチェレガロが続く。2コーナーで隊列が決まり、その後も淡々とした12秒台のラップを刻み、1000m通過62秒6という牝馬限定の500万としては澱みのないミドルペース。軸馬フェリーチェレガロは離れた好位を追走していくが、流れ自体は完全に差し・追い込み有利。4コーナーに入っても前3頭の隊列は変わらず、直線向いて逃げたヴェルメンティーノが早々に失速し、軸馬フェリーチェレガロが手応え十分のまま楽に抜け出して快勝。2着、3着、4着には後方から脚を伸ばした3頭が追い込み、最終的に外から良い伸びを見せたスズカシャーマンが2着を確保。この結果により「馬連7-8、3640円」の的中。軸馬完勝は休養明けでも力関係を把握していればこその堅軸選定。そのうえで、展開や仕上がりを的確に読切り、まさに「良いところを連れてきた」好配当的中劇だった。

他にも日曜京都10R「初夢ステークス」では人気サイドでの決着ながら「馬連&ワイド」各2点、計4点購入指示でトリプル的中をお届けするなど、新年初週で悪くない的中をお届けした予想部。3連単万馬券的中で大団円を迎えた「東京大賞典」から中5日、年を跨いでの絶好調キープといった趣。会員の皆さまにとって、まずはお年玉代わりの的中になったと推察している。改めて「新年明けまして、そして早々の的中おめでとうございます」と言わせていただきたい。

順調な船出となった2015年のアスコットだが、これで手綱を緩める気など毛頭ない。まずは今週末に控える連続3日間開催に全力であたる所存。どうか楽しみにお待ちいただきたい。