5/3 5/4 2回東京・3回京都3日4日目・1回新潟1日2日目

イチオシ鞍での的中劇 ~日曜福島7R・4歳上500万下~

本格的な春のG1戦線に突入し、今週は3歳マイル王決定戦「NHKマイルC」。『東京マイルのG1を制するためには1800m・2000mを楽々とこなすスタミナが必要』という、古くからの格言があるが、今年、この格言にドンピシャであてはまる馬は不在。敢えて挙げれば1800m、2000mの重賞でまずまずの走りを見せているアヴニールマルシェ、グァンチャーレ、クラリティスカイ、ダノンメジャー、ミュゼスルタンあたりか。いずれにしろ過去の好走馬同様、これらの馬にも該当するのは「1600m以下のレースを勝っていない」ということ。言ってみれば、いわゆる『長目のマイラー』というやつ。その点が他の人気どころとの大きな違い。1800m「フラワーC」勝ちのアルビアーノはともかく、アルマワイオリにしろヤマカツエースにしろ、戦績からはいずれも「マイルがギリギリ」という感じ。もちろん流れや展開で過去、例外的な結果がない訳ではないが、ロングランとなる東京マイルG1路線の「ヴィクトリアマイル」「安田記念」でも大いに参考にしていただきたい格言だ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜福島7R「4歳上500万下」ダ1200m。本日イチオシの勝負鞍と断じたこの一戦でアスコット予想部が軸馬としたのは断然の1番人気に支持された2番キャレモンショコラだった。

『デビューから前々での先行策をとっていた同馬だが、2走前の中山戦から脚質転換を図って溜める競馬で好走。前走でも同様の競馬ができたように気性面の成長も著しく、ここまで良くなればまず崩れはない。相手関係からも今回は順当にチャンスが巡ってきた感じで、発馬で後手を踏んで極端な後方にさえならなければ勝ち上がれるとみた』という見立て。

レースは外から14番ダイワコンシードが積極的にハナを主張。5番ピクニックソングが続き、好スタートを決めた軸馬キャレモンショコラはスッと控え、その直後の3番手を持ったまま追走していく。比較的すんなり隊列は決まり、前半3ハロン35秒0のミドルペース。隊列変わらず4コーナーへ。ハナを切っていたダイワコンシードに、手応え十分のままピクニックソングが並びかけ、直線に入り追い比べになるとダイワコンシードが失速し、内々の3番手で脚を溜めていたキャレモンショコラが万を持して追い出しにかかる。早め抜け出しから押し切りを図るピクニックソングにキャレモンショコラが急追。最後は地力の違いを見せてキャレモンショコラがハナ差差し切り1着入線。2着には5番ピクニックソン3着ラフィネシチーの順。この結果により、「馬連2-5、680円」の的中。1番人気→5番人気の組み合わせとしては配当面の物足りなさはあるものの、イチオシ勝負鞍の、しかも一点目の大本線にて的中と、厚く勝負したところを的確に仕留めてみせた予想部。『安全・安心のアスコット』を地で行く的中劇となった。

初日となった土曜日はいずれも「軸馬完勝→対抗馬ヌケ」と少々ツキがなかった面があったものの、日曜日は上記イチオシ勝負鞍に加え、福島9Rでもサポートにて「ここは3連複勝負」と断じ、「3連複1-3-7、870円を4点勝負で仕留めた次第。

今週末からは東京G1、5連戦という春競馬の佳境中の佳境を迎える。そこに向けて着実に準備を整えている弊社アスコットシステムズに、これまでにも増してのアツいご期待をお寄せいただきたい。