3/19 3/20 3/21 2回中山・1回阪神7日8日目・2回中京3日4日目

好配当的中量産で大一番へ ~日曜中山12R・4歳上1000万下~

「それにしても」と呆れるほど不公平な競馬が続いている。今に始まったことではないが中山が酷い。言うまでもなく例の馬場の話。逃げるとわかっていながらエンジェルフェイスを差せない「フラワーC」の差し・追い込み馬たち。最内で粘るマイネルハニーすら捕らえ切れない「スプリングS」のロードクエストなどが典型的な例だ。こうなると能力以前に枠順と展開が最重要ポイント、ということになる。無論それらも予想をするうえで忘れてはいけないファクターだが、少なくとも『第一のもの』ではない。今週末の中山は連続開催の折り返しとなるが、果たしてこの傾向がどこまで続くのか? それとも仮柵によるコース変更でガラッと変わるのか? それが最大の焦点という妙な現象。馬場状態の変化をこまめにチェックする以外の対処法はない。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山12R「4歳上1000万下」ダ1200m。軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された8番スティンライクビーだった。

『前走はスピードの違いでハナに立つとラストまでしぶとく粘り込んでクビ差2着惜敗。勝ち馬には番手追走から直線半ばで早々と並ばれ、手応えも劣勢に見えたが、そこから二の脚を使って僅差の接戦に持ち込み、3着以下を3馬身半も置き去りにしたのだから、前走のレース内容は極上のひと言。地方からの出戻りで500万1着→1000万2着の中山ダート1200mはベストの舞台。前走ほど絡んでくる馬も少ない組み合わせなだけに、今回は押し切ってくれるだろう』という見立て。

レースは互角のスタートを決めた軸馬8番スティンライクビーがダートに入るあたりで押して先頭に立ち逃げる展開。前半3ハロン通過34秒0という速めの流れ。これを見る形で6番マイネルエスパス、15番モズハツコイが追走。人気の一角7番タッチシタイ、14番ヒカリブランデーの2頭も6、7番手で流れに乗る全馬不利のない流れ。隊列変わらず4コーナーを回り切って直線、この時点でもまだまだ余力を残していた軸馬8番スティンライクビーがスパートを開始。番手に付けていた6番マイネルエスパスも軸馬8番スティンライクビーに呼応するように追い出しを開始し、この2頭が一旦は後続を突き放す。後続も同様に追い上げてくるが、先頭2頭の脚色は衰えず、坂上でも後続に2馬身以上のマージンを確保。ラストは追い込み各馬が殺到してくるが、前半のマージンを活かして早めに抜け出した2頭がワンツーフィニッシュ。1着軸馬8番スティンライクビー、2着6番マイネルエスパスの順で入線。この結果により「馬連6-8、1830円」の好配当的中。対抗5点目との決着ながら、「相手5頭に力差なし」と判断して均等購入を推奨した弊社予想部のファインプレーにより、このひと鞍で回収率366%を計上した次第。

他にもサポートにより、月曜中京7Rの馬連&3連複のダブル的中土曜阪神8Rの3連複的中など、変則3日間開催を無難に乗り切った先週末。さらに先週末特筆すべきは土曜中京11R「ファルコンS」での3連複万馬券的中を皮切りに重賞では連戦連勝。昨年もこの時期は的中連打だったように、勝負鞍のみならず重賞が底上げされてきたことは言うまでもない。良いカタチで次開催を迎えられる態勢は整ったと言えるだろう。

最高の流れでいよいよ『好配当的中量産態勢』に入った弊社予想部。G1目白押しとなる今週末からの3回中山・2回阪神開催を目前に控え、完全に本来の姿を取り戻した。まずは今週末の大一番「高松宮記念」。この鞍で的中をお届けして以降のG1戦線に弾みをつける所存。勢いを駆る今週末以降の提供にご期待いただきたい。