7/2 7/3 2回福島・3回中京1日2日目・1回函館5日6日目

週イチ押し鞍での大本線的中 ~土曜函館9R・3歳上500万下~

G1ウィナーのスノードラゴンや「高松宮記念」5着のエイシンブルズアイ、昨夏のローカルG3を2勝しているベルカントなど出走していたが、戦前から出走馬の小粒感は否めなかった「CBC賞」。終わってみればオープン特別、しかもダートで初勝利したレッドファルクスが快勝。2着が50キロの軽量を活かした7番人気ラヴァーズポイント、3着にようやく実績馬ベルカントという結果。ついでと言うのも失礼だが、10番人気ベルルミエールも掲示板を確保する健闘を見せた。夏場ローカルのハンデG3は、軽ハンデ馬が活躍する傾向にあって、力通りの決着にならないことは確かにある。とはいえ、今回の「CBC賞」はやはりどうみても先々の展望が開けたという馬が不在。何度やっても毎回着順が入れ替わりそうな弱メンバーだったことは言うまでもないだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜函館9R「3歳上500万下」ダ1700m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは抜けた1番人気に支持された13番トミケンシャルゴーだった。

『前走でも走れる状態まで仕上げての臨戦だったがデキ自体は正味8分程度。地力で2着と走れたのがハッキリと現級での地力上位の証。前走の勝ち馬は続く1000万も勝ち上がりひと言で相手が悪かった。その相手に0秒2差2着なら及第点をあげられる走り。使って更に良化気配のここは一枚上の力量で押し切れる。週イチのブチ込みどころだろう』という見立て。

五分のスタートから4番ヒメキヨヒダカが果敢にハナを主張するも、8番トウケイフクキタル、9番ベーリングメファ、12番レインボーソング、さらに軸馬13番トミケンシャルゴーも前々に位置を取りに行き、1コーナーでは5頭横並びの先行争い。最終的に2コーナー過ぎで外から12番レインボーソングがハナを主張し、向正面に入ったところでようやく隊列が落ち着く。番手に内枠を利して4番ヒメキヨヒダカ、3番手に9番ベーリングメファ、4番手に8番トウケイフクキタル、その後ろに軸馬13番トミケンシャルゴーの順。3番人気に支持されていた2番ガンコも今回は先行集団を見る位置取りで中団7番手を追走。1000m通過61秒4のミドルペース。中団〜後方待機の各馬も前残り傾向の馬場を考慮してか、徐々に押し上げて3コーナー手前で一気に馬群が凝縮。ペースアップ時に毎回反応の悪い軸馬13番トミケンシャルゴーだが、そこは同馬の癖を熟知している鞍上。前を行く他馬に遅れを取らないように早めに仕掛け、4コーナー手前では有力どころの一頭9番ベーリングメファをマークする形で外からスッと3番手に浮上。これに合わせて2番ガンコも4番手まで押上げる。直線に入り、9番ベーリングメファが先頭に躍り出て後続を突き放しにかかるが、馬体を併せて軸馬13番トミケンシャルゴーもこれに追いすがり、直線半ばでは2頭のマッチレースに。最後は追い比べからジリジリと脚を伸ばした軸馬13番トミケンシャルゴーが9番ベーリングメファを競り落としてクビ差勝利。2着に9番ベーリングメファ、3着も早めの競馬に徹した2番ガンコが入線。この結果により「3連複2-9-13、500円」の大本線的中。提供時「週イチのブチ込みどころ」と断じ、「人気サイドでの決着になる」と踏んでサポートにて「ここは3連複のみで勝負」に踏み切った弊社予想部の好判断。これにより『3連複1点で獲った』『1着固定で3連単2点で勝負した』といった声も多かった次第。常々言っていることではあるが、今や馬連のみならず、馬単、3連複、3連単など馬券種は豊富。配当が安いと嘆くよりも「人気サイドでの決着濃厚」と判断できれば、それなりの買い方をすれば良いだけのこと。購入方法ひとつでキッチリと利益を出せるという良い例と言えよう。

他にも重賞などで的中はお届けできたものの、肝心要の勝負鞍では、日曜日は2レース続けて軸馬3着止まりと的中は前記土曜函館9Rのみ。前開催、前々開催に続き、またもや今開催も開幕ダッシュを決めることはできなかった。特に苦手意識は全くないのだが、弊社十八番のローカル開催と謳っている以上、今週以降の巻き返しは必須条件。ご存知の方も多い通り、開催が進むに連れて右肩上がりに調子を上げる弊社アスコットシステムズ。この時季に数々の伝説を残してきたアスコットの夏のローカルはここからがまさに佳境。まずは、反転攻勢を期す今週末の勝負鞍にアツイご期待をお寄せいただきたい。