8/20 8/21 2回新潟・2回小倉7日8日目・2回札幌1日2日目

「獲れるところは獲る」弊社十八番の的中劇 ~土曜小倉7R・3歳未勝利~

先週末のメインは、全場を通じて夏のローカル開催における唯一のG2となる「札幌記念」だった。牡馬57キロ、牝馬55キロというG1並みの定量戦。勝ったのはここが初重賞制覇となったネオリアリズムの逃げ切り勝ち。過去の傾向から言えばデキの良さや勢いだけで通用するレースではなく、格がモノを言う一戦となっているのだが、今年はその傾向を覆す結果となった。逃げ馬不在と判断し、自分で主導権を握ったまさに鞍上の好騎乗の賜物といったところだ。この「札幌記念」。弊社は4番人気に支持された3歳馬のレインボーラインを軸馬に抜擢。いとも容易く仕留めている。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜小倉7R「3歳上500万下」ダ1700m。弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に支持された3番エンヴァールだった。

『デビューから3戦、いずれも強敵相手に勝ち負けしてきたエンヴァール。新馬2着時の勝ち馬はダービー馬マカヒキ、前走の勝ち馬も続く500万を連勝と単に組み合わせに恵まれていないだけで、未勝利脱出は時間の問題の一頭だ。今回は初のダート起用となるが、芝での詰めの甘さを考えるとこの条件替わりはプラスになる公算が高いし、上級クラスならいざ知らず、ここまで戦ってきた相手関係からも未勝利レベルで芝・ダート云々を問われるレベルの馬ではないはず。極端に砂を被ったり、条件替わりにさえ戸惑わなければアッサリも十分可能とみて、躊躇なく軸馬とする』という見立て。

積極的にハナを主張したのは最内の1番ロードセレリティ。今回は初ダートとなる軸馬3番エンヴァールは互角のスタートから先行策を取って2番手をキープ。以下11番ハートハンター、8番メイショウミツタダ、13番エイシンリーダーと好位勢を形成し、飛ばして行く1番ロードセレリティに離されずに追走する各馬たち。結果、前半36.4ー49.1ー61.7の前掛かりのハイペースとなった。本来であれば中団からの差し馬の台頭があっても不思議ない流れではあるが、弱メンバーの未勝利に加え、前有利の小回りコース。特に中盤からマクる馬も不在だったことからも4コーナー手前の時点では完全に逃げ・先行馬の勝負に。まずは4角で軸馬3番エンヴァールが楽な手応えから逃げた1番ロードセレリティを捕えて先頭に躍り出る。これに呼応するかのように追い出しを開始した8番メイショウミツタダ、13番エイシンリーダーの好位追走の2頭が軸馬3番エンヴァールを目標に急追。直線半ばの段階で一度は3頭横並びになりそうな脚色だったが、軸馬3番エンヴァールは二の脚を使ってしぶとく脚を伸ばし差を詰めさせない。最後までその差が詰まることなく、軸馬3番エンヴァールが1着でゴール。1馬身1/4差2着に8番メイショウミツタダ、3着はハナ差で13番エイシンリーダーが入線。まだ力みがちな走りで若さを残す競馬だったものの、このレベルではモノが違う着差以上に完勝と言える結果だった。この結果により「馬連3-8、880円」の的中。素質馬の力量と力関係を完全に把握し、クラスに関わらず「獲れるところは獲る」弊社十八番の的中劇だった。

翌日曜日にも函館6Rで的中をお届けし、終ってみれば先週末も勝負鞍における的中率50%を堅持した予想部。『稼ぎどころの夏』と公言していた通りの結果を出し続けている。

冒頭の通り、「札幌記念」でも「3連複2-13-15、3,380円をキッチリ仕留めて8月に入っての弊社重賞予想は毎週末的中をお届けし『相変わらず好調キープ』といった状態だ。夏場ローカルも残り2週。中でも今週末に行われる「新潟2歳S」&「キーンランドC」、さらに最終週の「新潟記念」は弊社が以前から大勝負可能な鞍として目をつけていた重賞レース。その勝負どころを目前にして好調モードを堅持している重賞予想の存在は頼もしい限り。この3鞍においても会員の方々を唸らせる予想&的中をお出しする所存。楽しみにお待ちいただきたい。

無論、予想部の方も前記の通りの抜群の安定感。こちらの方にも多大なるご期待のほどを、とお伝えしておく。