見立て通りのダブル的中劇 ～日曜東京7R・3歳上500万下～

今週末のメインは秋のＧ1シリーズ第2弾として行われる「秋華賞」。大将格のソウルスターリングが古馬との対戦を選択したことから一気に混戦模様となったが、NHKマイルC馬アエロリット、桜花賞馬レーヌミノル、トライアル勝ちのディアドラ＆ラビットラン、オークス2着のモズカッチャン、桜花賞2着＆オークス5着のリスグラシュー、春は果敢に牡馬相手の皐月賞に出走して7着だった素質馬ファンディーナなどなど、ソウルスターリング抜きでも3歳牝馬勢のトップクラスが勢揃い。馬券的にも非常に興味深い一戦となりそうだ。中でも最有力候補と目されているのが「クイーンS」で古馬相手に完勝したアエロリット。春は毎回実力を存分に見せつけながら「桜花賞」5着から「NHKマイルC」勝ちと、素質に違わぬ走りを披露。特に「NHKマイルC」は正攻法から勝ち切ったレース内容は着差以上の強さを感じさせるもの。他には前記したＧ1善戦組の巻き返しは当然考えておくべきだが、最も注目の必要があるのは好メンバーの「ローズS」を圧巻の末脚で制したラビットラン。本格化ムードを漂わせる同馬からは目が離せない。他のメンバーも百花繚乱の趣で興味尽きない一戦。会員の方々には、このＧ1も勝負鞍候補のひとつとして視野に入れる弊社アスコットシステムズからの情報配信を漏れなくチェックしていただきたい。

今週斬るのは日曜東京7R「3歳上500万下」ダ1600ｍ。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された11番アルーアキャロルだった。

『上位4・5頭とそれ以下の力差がかなりハッキリした組み合わせ。そんな中にあってアルーアキャロルは3歳馬同士とはいえオープン2着、古馬相手の1000万でも2着の実績を残した格上馬。乗り込み量十分で仕上がりは万全。元々ポン駆けの利くタイプでもある。降級のここは文句なしの軸馬』という見立て。

レースは最内枠からスタートを決めた1番フジマサシルバーが積極的にハナに立つも、外から15番ワイルドグラス、4番ラレマも差のない並びの2番手で追走。多少脚抜きの良い馬場を味方につけ軽快なピッチで前3頭が飛ばす流れ。その後に5番テンキセキ、9番プラグドワグナー、10番クノティスと続き好位集団を形成。軸馬11番アルーアキャロルは多少行きたがるも、ガッチリおさえて後方11番手でじっくり追走。さほど馬順に変動のないまま4コーナーから直線へ。逃げる1番フジマサシルバーを目標に好位追走の各馬が追いすがるが、いずれも脚いろは鈍り気味。軸馬11番アルーアキャロルは慌てず騒がず、直線に向いて追い出しを開始し、前を行く各馬をアッサリと突き放し、グイグイ差を広げていくレース内容で最後は余裕を持って2馬身差の圧勝となった。2着にも後方から脚を伸ばしてきた2番ラレータが入り、3馬身差の3着に12番オーシャンビューが入線。この結果により、「馬連2-11、260円＆3連複2-11-12、920円」のダブル的中。サポートにて馬連＆3連複の複合勝負に踏み切ったことが功を奏し、人気サイドでの決着でもキッチリとプラス収支を計上。「獲れるところは確実にモノにする」弊社らしさを十分に証明する、見ていて安心安全、見立て通りのダブル的中劇となった。

変則3日間開催で難解なレースが半数以上を占めた先週末。他にも重賞を含め、月曜京都6Rなど随所に的中はお届けしたものの、不的中の鞍では取りこぼしもあり、お世辞にも絶好のスタートとはいかなかった東京・京都開催開幕週。前開催最終日があまりにも鮮やかに締めくくれただけに、若干のトーンダウンという印象は否めないところだが、右肩上がりに調子を上げる弊社らしく、今週末の反転攻勢は火を見るよりも明らか。会員の方々には、的中に継ぐ的中を目論む今週末を楽しみにお待ちいただきたい。