9/30 10/1 4回中山・4回阪神8日9日目

絵に描いたような大団円 ~日曜阪神12R・3歳上1000万下~

今週は前置きなし。いきなりレースを回顧していきたい。取り上げるのは日曜阪神12R「3歳上1000万下」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは上位拮抗のなか最終的に3番人気に支持された16番ジュンスパーヒカルだった。

『現級勝ちの実績はあるものの、その後は降級しても一年半以上も勝ち星から遠ざかっており、勝ち味の遅さも否めないジュンスパーヒカル。ただ、休養明けの前2戦は0秒3差、0秒4差と着差ほど負けてはおらず、前走にしても前が詰まり気味でほぼ追わず、最後は流しての着差。立て直してデキが良いのは間違いなく、このタイミングで勝ち鞍のあるダートに戻すのは大プラス。緩ペースが見えている組み合わせで先行できる強みは絶大だし、砂を被りづらいこの大外枠も追い風。条件替わりで一変の走りが期待できるとみて軸馬に推す』という見立て。

レースは好スタートから10番リアルプロジェクトがハナを切る展開。2番手は外11番マイネルボルソー、内4番ラテラスの併走で、その後ろに2番スマイルフォース、7番コスモボアソルテの順で好位集団を形成。軸馬16番ジュンスパーヒカルは外目から前を行く好位勢を見る位置の6番手でスムーズに流れに乗る。1000m通過61秒5の平均的なラップを刻み快調に飛ばす10番リアルプロジェクト。3コーナーを過ぎて徐々にペースアップすると、好位で追う11番マイネルボルソー、4番ラテラス、2番スマイルフォースの3頭の方が苦しくなり、4コーナー入り口でジリジリと失速。それを見逃さなかったのが和田竜二=16番ジュンスパーヒカル。外目から進出を開始し、4コーナーでは労せず2番手に浮上。直線に入って追い出しを開始すると、あっという間に二の脚を使って再加速し、逃げ切りを図る10番リアルプロジェクトを直線半ばでアッサリ捕らえて、あとは突き放す一方。最後は流す余裕を見せて後続に5馬身差をつけて快勝。問題の2着争いだが、6番シンゼンドリームと9番モズアトラクションが猛追するも、逃げた10番リアルプロジェクトが最後までしぶとく粘り込み後続の追撃をクビ差凌いで2着を確保。この結果により、「馬連10-16、5,490円」の的中。開催を締めくくるラストの勝負鞍だっただけに翌日以降、快哉を叫ぶ会員の方々からのお電話やメールが殺到したことは言うまでもなかろう。改めてお祝いを言わせていただきたい。弊社会員の皆さま、高配当的中本当におめでとうございました。

他にも日曜一発目の勝負鞍でイチオシ鞍と断じて提供に踏み切った日曜中山6Rでの「馬連1-4、810円や、勝負鞍としての提供ではなかったものの土曜中山12Rの「馬連6-14、2,160円など、随所に的中をお届け。そのダメ押しが今週斬った前記、阪神12R「3歳上1000万下」だから、会員の皆さまが興奮なさるのも納得のいくとろ。そうはお目にかかれないような『絵に描いたような大団円』。今後の秋の中央開催に弾みをつける週だった。

これ以上はない強烈な追い風に乗って迎える秋の東京・京都開催。潤沢となった軍資金を懐に、会員の皆さまの心待ちの様子が手に取るようにわかる。大丈夫、今週以降の秋競馬はアスコットに全てお任せいただきたい。ご期待に沿える結果を出し続ける所存。まずは今週末の提供をお楽しみに。