3/17 3/18 2回中山・1回阪神7日8日目・2回中京3日4日目

イチオシ鞍での的中劇 ~日曜阪神6R・3歳500万下〜

「桜花賞」最後の前哨戦となる「フラワーC」は2番人気カンタービレがトーセンブレスの猛追をクビ差凌いで1着ゴール。実質500万特別と言っていいメンバーで、勝ちタイムも良馬場の中山1800m1分49秒2と特筆すタイムでもなく遅くはない程度のごく平凡なもの。「未勝利」→「重賞」と連勝を果たしたカンタービレにしてみも過大評価は禁物だが、掛け値なしにレースセンスは卓越したものがある。近年はなかなかクラシックに結びつかない一戦だが素材は確かなだけに、今後の動向には注目していきたい。ちなみにこの「フラワーC」。弊社は3番人気トーセンブレスを軸馬に指名。「3連複3-9-10、2,870円を問題なく仕留めている。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜阪神6R「3歳500万下」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された10番テーオーエナジーだった。

『本日イチオシの勝負鞍。勝負になる馬はある程度絞れる組み合わせだが、ここまで戦ってきた相手関係を含め、近走一連の安定感が抜けているテーオーエナジーが軸馬。新馬勝ち直後の500万昇級戦となった2走前、さらにクラス2戦目の前走は3着、2着といずれも勝ち切れなかったが、ここまで先着を許した馬はオープン「ヒヤシンスS」でも1着、4着と単に相手が悪かっただけ。前走も3着馬には3馬身の決定的な着差をつけており、いつまでも500万で燻るレベルの馬ではないはず。好位差しのレースパターンも危なげなし。メンバーに恵まれたここが現級突破の最大のチャンスだ』という見立て。

レースは外から13番メジャーマジックが積極的にハナを主張。同じく外から14番キタサンヴィクターが続き、内から4番タマモシンプロンと6番トモノコテツが好位3、4番手を追走。互角のスタートを決めた軸馬10番テーオーエナジーだが周りの出方を伺いながら行きたい馬を行かせてスッと控え、その直後の5番手を持ったまま追走していく。比較的すんなり隊列は決まり、前半1000m62秒4のミドルペース。隊列変わらず4コーナーへ。逃げた13番メジャーマジックを筆頭に前々で立ち回っていた4番タマモシンプロンと6番トモノコテツが早々に手応えを悪くするなか、押し出される形で14番キタサンヴィクターが先頭で直線に入るが、その一列後ろで虎視眈々と抜け出すタイミングを測っていた軸馬10番テーオーエナジーが一気のスパート。この動きに合わせて好位後方で脚を溜めていた4番オノリスと8番チュウワウィザードが脚を伸ばしてくるも、軸馬10番テーオーエナジーとの差はグングンと広がる一方。最後は流す形で後続に5馬身差を付けて軸馬10番テーオーエナジーが1着で優々とゴール。2着に4番オノリス、3着8番チュウワウィザードの順で入線。この結果により、「馬連5-10、490円」の的中。1番人気→3番人気の組み合わせで配当面の物足りなさはあるものの、イチオシ勝負鞍の、しかも本線での的中と、厚く勝負したところを的確に仕留めてみせた予想部。『安全・安心のアスコット』を地で行く的中劇となった。開催最終週となった先週末の勝負どころにおける軸馬は直線で詰まる不利や出遅れて全くレースにならなかった鞍など少々ツキがなかった面はあったものの、日曜中京10R「沈丁花賞」では2番人気スターリーウォリアを軸馬に指名し、「馬連11-14、2,270円」の的中を仕留めた次第。

勝負鞍においては全般的に波に乗り切れなかった前開催だが、苦言を呈す結果ばかりではないのが今の弊社アスコットシステムズ。先週も土日で4重賞あったなかで4戦3勝と、こと重賞に限って言えば相変わらず絶好調のひと言。再三お伝えしているが、オプションの位置づけであり、あくまで遊び程度の購入を推奨している弊社重賞予想。それでも嫌が応にも注目が集まるこの時期のG1戦線。今週も日曜の大トリ古馬スプリント王決戦「高松宮記念」を筆頭に4重賞がスタンバイ。今季、弊社重賞予想の的中ラッシュには終息の兆しさえ窺えない。前記の通り、弊社のメイン予想となる「勝負鞍」での奮起はもちろんのこと、引き続き今週末以降の重賞予想にもご期待いただきたい。