2/9 2/10 1回東京・2回京都5日6日目・1回小倉1日2日目

弊社十八番のダブル的中劇 ~土曜京都7R・4歳上500万下〜

1回東京開催の最終週となる今週末には、早くも今年のG1幕開けとなるダート王決戦「フェブラリーS」が行われる。主役を務めるのはもちろん、すでに明け6歳となった古豪ゴールドドリーム。昨年は地方交流を含めG1で5戦2勝2着3回とパーフェクト連対。更に同レースは一昨年1着、昨年2着の無類の東京巧者。昨年の「最優秀ダートホース」ルヴァンスレーヴ不在のここは当然の最有力候補。新興勢力では目下6連勝中のインティに加え、ハイレベルの4歳馬オメガパフュームとコパノキッキングの2頭。成長度や勢いから逆転も十分あり得るが、いずれも東京マイルという条件に一抹の不安アリ。過度の過信は禁物という印象か。その3頭に続くのは昨年の覇者ノンコノユメ。これも東京巧者というか、東京以外では狙いづらい馬なだけに、昨年ゴールドドリームを差し切ったこの条件で変わり身は十分。当然チャンスあり。他にも多士済々の組み合わせで馬券的な妙味も十分に感じられる一戦。この開幕G1を勝負鞍候補の一角として視野に入れる弊社からの配信を、チェック忘れなどなきよう、心よりお願いしたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都7R「4歳上500万下」ダ1900m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された9番アールスターだった。

『ダートに路線変更してからの前2戦はいずれもメンバーの揃っていた組み合わせで、3、2着と力走してきた適性確かなアールスターが軸馬。初ダートとなった2走前はおよそ7ヶ月振りの休養明けと厳しい条件のなか、0秒4差3着。前走にしてもロスのあった競馬で0秒2差2着だから、もう現級突破は相手ひとつの位置にいる馬であることは間違いなし。その2戦の勝ち馬は逃げ切り勝ちで、いずれも現級上位の地力の持ち主だったが、今回は強力な逃げ・先行馬は不在の組み合わせ。デキも高値で安定しており、相手も一枚落ちなだけに今回は勝ち上がりの絶好機だろう』という見立て。

最内枠の1番ルリジオンが好スタートを切るも、軸馬9番アールスターと10番フラッテリの2頭が押して出して行き、後続を4馬身ほど引き離して1コーナーへ。10番フラッテリがハナを主張したため、軸馬9番アールスターはスッと番手におさまり、10番フラッテリがレースを引っ張る形。4番エルティグレも今回は先行策を取り3番手追走し、以下1番ルリジオン、7番タニセンジュピターと続く縦長の隊列。軸馬9番アールスターとの先行争いを制し、ハナを切った10番フラッテリは2コーナーから向正面に入ってもペースを落とすことなく、グングン飛ばして向正面半ばでは後続に7、8馬身以上離しての大逃げを打ち、1000m通過62秒5の単騎マイペースに持ち込む。3コーナー手前から後続各馬も押して差を詰めにかかるが、4コーナーにさしかかってもその差はまだまだ詰まらない。大きなリードを保ったまま直線に入った10番フラッテリは道中のペースがペースだけに、簡単には失速しない。これが軸馬9番アールスターにとっては痛恨。直線半ばの段階で致命的な差を付けられたまま、逃げ切りを許し10番フラッテリが後続に9馬身差を付けて1着でゴール。終始2番手で進めていた軸馬9番アールスターもしぶとく粘るが、対象的にこれをマークする形で追走していた4番エルティグレにジリジリと差を詰められたが、なんとかアタマ差凌いで2着を確保。3着には4番エルティグレが入線した。この結果により、「馬連9-10、770円&3連複4-9-10、1,170円」のダブル的中。週一発目の勝負鞍での弊社十八番のダブル的中劇。配当面はともかく、「獲れるところは確実に獲る」弊社らしい的中鞍だったと言えよう。

他にも、月曜重賞「クイーンC」の「3連複4-6-9、1,820円&3連単9→6→4、4,850円」のダブル的中を筆頭に重賞は連日的中をお届け。また、勝負鞍ではないものの日曜東京9R「初音S」では「馬連4-6、5,150円」の好配当的中など随所に弊社らしい的中をお届けした先週末。

しかしながら、肝心要の勝負鞍においては今回斬った土曜京都7Rのひと鞍のみだっただけに、ここはあえて苦言を呈しておく。一時の「提供=的中」という状態がいかに至難であることは十分に理解しているし、積雪の影響も相まって非常に難解なレースが多かった先週の東京・京都開催後半戦だっただけに情状酌量の余地はある。とはいえ、取りこぼしも目立ち、2週続けて勝負鞍における的中率が落ちている点はやはり問題と言わざるを得ない。4連覇がかかるG1「フェブラリーS」が施行される開催最終週となる今週末、予想部には最大限の奮気を促したい。

今週末のG1「フェブラリーS」を皮切りに次週からは2回中山開催に加えて1回阪神開催も開幕し、3月以降はいよいよG1前哨戦が目白押し。ここからがまさに正念場。今開催こそ今ひとつ流れに乗り切れていないが、今週末の挑むG1「フェブラリーS」で弾みを付けて次開催以降に臨む所存。いずれにしても反転攻勢を期す今週末のアスコットシステムズにアツいご期待をお寄せいただきたい。