9/11 9/12 4回中山・5回中京1日2日目分

弊社サポート力が光った的中鞍 ~日曜中山9R・3歳以上1勝クラス~

サマーマイルシリーズの最終戦「京成杯オータムハンデ」(中山、芝1600m)は、戸崎騎手騎乗のカテドラルが重賞初制覇を飾った。勝因は「今週の中山は内を通る前の馬がいいレースをしていたので」と言うように、枠順からも馬を信じて敢えて外に持ち出さずにロスなく立ち回り、直線は詰まる不利を覚悟で馬群を割って差せたこと。5F通過56秒8のハイラップで飛ばすコントラチェックのペースに惑わされることなく、レース中ほどまで馬群の中団~後方にいて無理に動かなかったことも大きい。それが、直線での伸びにつながった。カテドラルは今後「マイルチャンピオンシップ」(G1)に行くことが予想されるが、一時期の低迷からは完全に脱却。今の充実ぶりをもってすればG1でもかなり楽しめそうだ。「1番人気は勝てない」というジンクスを破ることができなかったグレナディアガーズは「走り切れなかった」と騎乗した川田騎手が言うように、気性面を重視した緩い調整が裏目に出た印象。どちらかというと攻めた調整過程で馬に気持ちを入れてレースに臨んだ方がいいということだろう。ただ、それでもクビ+1/2差3着。今回の敗戦を糧に更にステップアップして次走以降で見直したい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山9R「3歳以上1勝クラス」ダ1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に6番人気に支持された5番テンウォークライだった。

『昇級後は惨敗続きで全く良いところなしだったテンウォークライだが、久々を叩かれてデキを上げ、馬具の効果もあって前走では差して4着に力走。小回りの札幌で早めに抜け出した勝ち馬には大きく溝をあけられたとはいえ、レース振りはグンと良化。クラスにメドが立つ走りだったし、デキに関して言えば確実に良化を辿っていることは間違いない。前走は距離1700mで周りも速く後方からじっくり構えたが、本来、発馬は悪くないし、好位でも競馬ができる脚質で自在性のある馬。また、デビュー当初は芝でG1馬シュネルマイスターと差のない接戦を演じていたことに加え、交流重賞に駒を進めたダノンブレッドを初ダートであっさり退けて勝利したように能力は1勝クラスでも優に通用。要は馬の気分を損ねずに自身のリズムで運べるかどうかだけ。中山なだけに前走のような終いに徹する競馬だと厳しいかもしれないが、鞍上も連続騎乗3度目。そのあたりは策を練って臨むはずで、叩き3戦目でさらにデキを上げてきた今回、未勝利勝ちの舞台で更なる躍進に期待』という見立て。

レースは大方の予想通り、6番タイセイマーベルが好スタートからハナを主張。1番人気に支持された2番オンザラインは多少出負けしつつもリカバリーして積極的に2番手で流れに乗る。差がなく7番ネオボーゲン、10番サニーサンピングが続き、12番リズムオブザナイト、4番ブルクラあたりまでで先行集団を形成。軸馬5番テンウォークライは発馬ひと息でも無理に行く気も見せずに後方でじっくり構える策を選択。向正面に入ってもペースがガクンと落ちるところもなく、前半1000m通過61秒8のハイペース。前半こそ後方追走だった軸馬5番テンウォークライだが、向正面半ほどからマクリ気味に早めに押し上げ、4コーナーでは好位4番手で直線へ。逃げ粘る6番タイセイマーベルに2番オンザラインが差を詰めて坂上で先頭に躍り出るも、6番タイセイマーベル、さらに12番リズムオブザナイトの2頭がこれにしぶとく食い下がる。これら先行馬3頭の争いに軸馬5番テンウォークライがジリジリと脚を伸ばして加わり、最後は2番手で最後まで逃げ粘った6番タイセイマーベルに3/4馬身差まで詰め寄ったところでゴール。1着2番オンザライン、2着6番タイセイマーベル、3着軸馬5番テンウォークライの順で入線。この結果により、「ワイド2-5、380円&ワイド5-6、930円」のダブル的中。惜しくも3/4馬身差届かず、肝心要の馬連的中こそ逃したが、対抗1、2点目の相手筆頭の2頭との的中でワイドでも十分な利益を計上。弊社のサポート力が光った的中鞍となった次第。

他にも重賞はもちろん、勝負鞍においても土曜中京9R「日進特別」での「馬連4-10、540円」の的中を手堅く仕留め、翌日曜も中山6R「3歳以上1勝クラス」での「ワイド4-13、1,040円」を的中。全体を通じて馬連でビシッと決められなかったのは少々ツヤ消しではあるが、秋の中央開催開幕週となった先週末は、今回斬った日曜中山9Rしかり、弊社のサポート力をフルに発揮。都合3本の的中をお届けしたい次第。

後はこの時期だけに重賞戦線において勝負鞍同様、『爆発力のある的中』をお見せするのみ。無論、それに関しても態勢を整えて秋のG1戦線を迎える所存。引き続き今週末以降の提供に多大なるご期待をお寄せいただきたい。