11/5 11/6 5回東京・5回阪神・3回福島1日2日目分

弊社らしいダブル的中劇 ~日曜東京8R・3歳上2勝クラス~

いよいよ今週から年末までのG1レース8連戦が幕を開ける。その先陣を切って迎えるのは牝馬の頂上決戦「エリザベス女王杯」。同レースの冠は1975年に女王陛下が来日したのを記念してつけられたもので今年47回目を迎える。今年9月にエリザベス女王が亡くなったことにより、レース名称の変更や今後の存続などの話題が上がったが、いまのところ変更はない見込みだ。今年は追悼の意を含む一戦ともいえるが、競馬をこよなく愛した女王に捧げる強く美しいレースを期待したい。

そんな今年のメンバーは、好勝負を演じるに相応しい顔ぶれ。まず注目は牝馬クラシックを大いに盛り上げた3歳馬。秋華賞馬スタニングローズを筆頭に、同2着のナミュール、オークス4着後に自己条件を快勝して挑むピンハイなど実に強力な布陣。過去の3歳馬は優秀な連対率を残しているだけに、有力勢であることは間違いない。また、これを迎え撃つ古馬勢も強烈だ。その代表格3冠馬デアリングタクトは久々のオールカマーを叩いて上昇気配。そのオールカマーの勝利で一線級の仲間入りを果たしたジェラルディーナ、王道ローテの府中牝馬Sでソダシを破ったイズジョーノキセキ、そして同レース3着の良血アンドヴァラナウト。さらに牡馬相手の札幌記念、オールカマー、京都大賞典で各々3着に好走したウイン軍団3頭も怖い存在だろう。また、調子がモノをいう牝馬だけに、近走好走で勢いのある伏兵陣も要警戒だ。とかくコンディションの見極めが重要となる牝馬だが、こと競走馬の状態把握に関しては弊社の得意分野である。当然この一戦も重要な勝負鞍として配信するのでご注目を。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京8R「3歳上2勝クラス」ダ1400m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは2番人気に支持された12番レオノーレだった。

『牝馬同士なら性能上位のレオノーレが中心。前走は初めて馬券圏外の4着となったが、出遅れて揉まれたことや砂を被るなど初モノ尽くしの一戦。それでいて大きく崩れずに走れるあたり、やはり力がある。前走時は馬体に余裕があり一度使ったここが勝負であることは間違いなく、レース後に鞍上が「いい経験になった」とコメントしたことも納得。実際、この中間の動きは素軽く、コンディションは明らかに前走以上。阪神ダート1400mはすでに経験済みであり、牝馬同士なら強力な首位候補』という見立て。

レースはほぼ揃ったスタート。注目の先行争いは真ん中から9番リファインドマナーが一旦出るが、内から速いのは前走の初ダートを逃げて快勝した6番ハイアムズビーチ、外からは14番ウラカワノキセキ。揉まれたくない6番ハイアムズビーチが引かずに主張し、そのまま後続を引っ張る展開。これにやや掛かり気味に15番コモレビキラリが追走し、半馬身差に無理なく流れに乗った軸馬12番レオノーレ、徐々にポジションを下げた9番リファインドマナーがおさまる。さらに1馬身おいて2番ハッピースワニーまでが先行集団を形成。ここから1馬身半差で11番マテンロウルビーがポツンと追走し、中団前目から後方にかけてはややバラッとした隊列で16番エイシンヌプリ、3番パラノイド、4番リンクスルーファス、7番メイショウイッコン。1馬身半差で3頭が固まり、内から1番モリノカワセミ、5番ペイルライダー、10番マイコレット。最後方に13番トリッチトラッチという隊列。ハナを取り切った6番ハイアムズビーチは前走同様に軽快に先行。序盤の先行争いで2ハロン目に10秒台が出て、前半3ハロン35秒2、5ハロン59秒7と速めのミドルペースとなる。中盤が淡々と流れたことにより隊列に大きな変化はなく、6番ハイアムズビーチが先頭のまま直線の攻防へ。後続に1馬身ほど差をつけた6番ハイアムズビーチは依然、持ったままで手応えを残しているが、横に広がった後続勢も同じく力を溜めながらタイミングを計っており騎手のウデのみせどころ。後続が徐々に追い出しを開始するが、先頭の6番ハイアムズビーチはまだ我慢の走り。しかし残り300mにさしかかると、一気に後続が押し寄せ6番ハイアムズビーチも合わせるように追い出しを開始する。懸命に粘る同馬を目掛けて、併せ馬のような形で15番コモレビキラリ、2番ハッピースワニー、軸馬12番レオノーレが猛追して徐々に差が詰まる。残り100m付近で15番コモレビキラリが脱落するが、2番ハッピースワニー、軸馬12番レオノーレの進撃は止まらない。逃げる6番ハイアムズビーチを交わした後も2頭の接戦はゴール直前まで繰り広げられたが、最後にもうひと伸びした軸馬12番レオノーレが半馬身ほど抜けて1着入線。2着は最後に競り負けた2番ハッピースワニー。粘り込んだ6番ハイアムズビーチが3着に入線した。

この結果により、「馬連2-12、1,220円&3連複2-6-12、960円」のダブル的中をお届け。戦前は軸馬12番レオノーレと6番ハイアムズビーチの一騎打ちムードだったが、後者はまだダート2戦目で距離課題という点を考慮し、馬連へも資金配分したことで十分な利益を計上。弊社の馬券サポート力が光る的中鞍となった。

また、他の厳選勝負鞍では、土曜東京10R「ノベンバーS」の「3連複1-4-5、990円で的中を上乗せ。先週の当コラムにて厳選勝負鞍で「即挽回をお約束したい」と公言した通り、納得をいただける的中をお届けした次第だ。
さて、冒頭でもお伝えしたが、今週から年末のホープフルSまで8連戦とまさに息つく暇のないG1シリーズが開幕。秋序盤戦の菊花賞・天皇賞などを含む重賞戦線で数々の的中を重ねてきた弊社予想陣も、調査に余念なく引き続き万全の体制を継続中である。今週末のエリザベス女王杯においても続々と有益な情報が舞い込んでおり、その期待度は極めて高いと付け加えておこう。皆様には引き続き期待をもって配信をお待ちいただきたい。