12/23-12/24-12/28・5回中山・5回阪神・4回 7日8日9日分

追い風を背に2024年へ 〜日曜中山10R・クリスマスC〜

かねてからお伝えしている通り、例年、好的中が集中してきた師走競馬。そんな弊社が勝負をかけた2023年度競馬開催を締めくくる最終週+1日。その結果を早く知りたいのが人情というもの。さっそく振り返っていこう。

今年最後に斬るのは、日曜中山10R「クリスマスC」芝1600m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された10番コントラポストだった。

『メンタルの成長が大きく、スタートが安定するにつれて成績も上昇。昇級戦かつ強敵相手の前走3着も立派。敗れたとはいえスピードと切れ勝負の東京で分が悪かっただけであり、今回の中山替わりは強力なプラス材料となる。特にフルゲートの今回は馬群を割れる根性が強みに。この中間も依然好調で、先週ウッドではラスト2ハロンを23秒5-11秒5と上々の動き。10番枠も許容範囲であり、ここは地力の違いでV濃厚』という見立て。

レースは16頭立て。7番エスジープリンセスが出遅れた以外はほぼ揃ったスタート。戦前の想定通り、逃げて重賞好走の実績がある12番グラニットが先手を主張し、押していった15番ポリーフォリアがかかり気味にこれに続いた。内枠の1番テンノメッセージや2番アルファウェーブも番手を確保し、先行勢はややごちゃついた格好。一方、軸馬10番コントラポストや16番サイルーンはやや後方で前を静観する構えだ。
一団が早くも3角を回り始めると、馬群がグッと収縮して先頭からシンガリまで約10馬身ほど。この間に軸馬10番コントラポストは馬群の外に出して追撃に備える。同馬が先頭に4馬身ほどまで差を詰めたところで、勝負はいよいよ最後の直線を迎える。
重賞実績のある12番グラニットが先頭のまま、ラスト200mのポストを通過。しかし、外の万全ルートを確保した軸馬10番コントラポストの勢いは明らかに優勢で、これは勝負ありの情勢に見えた。だがその瞬間、内から猛烈な勢いでピンク帽が…。
わずかにドキっとしたものの、結局、瞬発力の差で軸馬10番コントラポストがきっちりと押し切り。その半馬身差に、内をすくって急加速したピンク帽の16番サイルーンが入線。3着争いは際どかったが、好位からもう一度伸びた1番テンノメッセージがハナ差で制した。

この結果により、「馬連10-16、1,300円&3連複1-10-16、2,140円のダブル的中をお届け。基本的にはダート戦を狙う弊社だが、あいにくこの日はまともなダートの番組が少なめ。とはいえ、芝でも軸馬選定に狂いナシ。イブの午後に一足早いギフトをお届けすることができた。

この週は他でも土曜阪神12R「馬連10-13、2,880円などをお届け。最終28日を含む3日間、厳選勝負鞍は6戦4勝の固め打ちとなった。
また、重賞においても24日の中山11R有馬記念「馬連5-16、2,730円を筆頭に、「阪神カップ」「ホープフルS」でも的中を続けて3連勝を達成。さらに、「新馬未勝利予想」も24日阪神2R、28日中山2Rと連続的中で3戦2勝をマークしている。然るに、本年最終週を上々の首尾で獲り納めたアスコット予想。強力なフォローウインドに乗ったまま越年ということに相成った次第だ。

年間を通じて奮闘した弊社予想部だが、ここで少しだけ今年のアスコット予想を振り返ってみたい。中でも高いアベレージをキープしたのが1日1レース限定配信の『新馬未勝利予想』。こちらはきっちりと“的中率5割”を確保することができた。
また、『メインレース・重賞予想』においても、春の「京王杯SC」から「安田記念」まで9連勝を達成したことは記憶に新しいところ。特に、記録的な猛暑により競馬も難解を極めた今夏7・8・9月、それもローカール重賞という難所で大きな回収率をマークしたことには一定の評価をいただけると自負している。無論、明くる2024年はさらなる『安定性&爆発力』の提供を胸に精進させていただく所存である。

本年もアスコットをご愛顧頂き誠に有難うございました。ここに弊社一同を代表して会員様に御礼申し上げます。明けて2024年の中央競馬は1月6日(土)の開幕となります。この間はひと休み、というのは世間一般のお話。我々は会員の方々に『お年玉代わり』の勝負鞍を用意すべく、日々動き続けます。
来年は6・7・8日という連続3日間開催で開幕。そこでも続けざまに勝負鞍をお届けする所存。開幕ダッシュを誓う1回中山・京都開催へご期待のうえ、2024年をお迎えください。本年は誠にありがとうございました。それではよいお年を。