11/16-11/17 5回東京・6回京都・3回福島5日6日目

想定通りの万馬券的中 〜日曜東京10R・秋色S」〜

先週のマイルCSは馬場と枠順が各馬の明暗をわけた。掲示板に載ったのは上位から順番に13番→17番→14番→2番→11番。6、7着も二桁馬番であり完全な“外枠有利馬場”だったといえる。実際に今年の京都はロング開催(10月1週目から来年2月半ばまで使用される)を続けており、芝のコンディションは徐々に悪化していた。先々週の時点でインを空けて走る馬が増加していたが、先週土曜に小雨の中で競馬を使われたことが決定打となったのだろう。
弊社は勝ち馬13番ソウルラッシュ(4番人気)に◎を打てたが、正直申し上げてこれほどまで極端な馬場バイアスは想定していなかった。この後も京都開催は続くが、特に雨が降った場合は直前の馬場状態をきっちり見極める必要がある。なお、今回の敗戦組のなかでは1桁馬番で唯一掲示板に入った2番ブレイディヴェーグが負けて強しの内容だ。珍しくスタートが決まったことで自らの選択肢を逆に狭めてしまったことは痛恨だったが、初のマイルでも2着馬とはタイム差なし。今後も要注意の一頭だ。

それでは本題へ、今週斬るのは日曜東京10R「秋色S」芝1600m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に4番人気となった3番グラニットだった。
『前走は逃げられず苦しい競馬だったが、盛り返して3着なら高評価。この馬なりに力をつけている。特にここは内枠&同型不在。良馬場の時計速めで先手打てれば勝機はグンと高まる』という見立て。上記に加えて、1番人気の1番トラマンダーレを「気性難は相変わらずで今回は最内枠。信頼度は人気ほど高くない」とジャッジしたことが正解だった。
実際にレースは12番ショウナンアレスが先手を取ると、好位に軸馬3番グラニットと11番レガトゥスが続く流れ。1番トラマンダーレはやはり出脚がつかず、後方10番手の追走となった。逃げる12番ショウナンアレスは淡々とペースを刻んで800m通過45秒5というミドルペースを構築。10馬身ほど離れて追走する二番手集団にとっては明らかにスローな流れとなった。こうなればしめたモノ、好位にいた軸馬3番グラニットと11番レガトゥスは直線で逃げ馬をかわすだけである。案の定、2番手にいた11番レガトゥスが勝利し、3番グラニットが連対を確保。後方から詰め寄った1番トラマンダーレは3着が精一杯だった。

この結果により、「馬連3-11、1万3,190円&3連複1-3-11、8,460円の的中をお届け。1番人気を危険視したことはもちろん、何よりの英断は9番人気に過ぎなかった11番レガトゥスを対抗上位に指名したことだろう。同馬は軸馬と同様に「近走は展開や不利が祟っていた一頭であり、スムーズ追走が叶いそうな今回は一変あり」とのジャッジだった。終わってみればその2頭で馬連万馬券。美味しすぎる配当に会員差からは絶賛のお声を頂戴した次第。
他にも土曜京都7R「馬連12-14、5,780円や、土曜東京11R「東スポ杯2歳S」などなど、随所で快音を響かせた先週末。年末に向けて尻上がりに調子を上げてきたといえる。こと先週末に関して言えば、結果的に不的中となった鞍にしても「ボタンのかけ違い」のようなものばかり。若干の軌道修正で元の状態に戻せる程度である。今週末以降も勝負どころを挙げればキリがないほどで、「G1の裏にこそ大勝負鞍あり」と強調しておきたい。とはいえ、「ジャパンC」も見逃せない大一番だろう。その点についてはご心配なく。弊社はただいまジャパンCを「4年連続的中」している。いわば向かうところ敵なしの状態だ。会員様は引き続きありったけのご期待をお寄せいただきたい。