10/12 10/13 10/14 4回東京・4回京都3日4日5日目

週を締めくくる的中劇 ~月曜東京12R・「3歳上1000万下」~

後藤浩騎手が復帰9日目でGⅠ「南部杯」(水沢、ダート1600m)を勝利した。騎乗したのが2番人気馬エスポワールシチーだったので当然の勝利とも言えるが、それにしても素晴らしい騎乗ぶりだった。スタートを切ってすぐにハナに立つと道中半ばで気合をつけ、番手にいたホッコータルマエとの差を広げる。結局、そのときのアドバンテージがものを言いった格好。レース後、安達調教師が「あれは後藤君のファインプレー」と言っていたが、まさにその通り。差を広げずにいたら、ホッコータルマエに直線で交わされていただろう。大けが明けで心配していたが、後藤浩騎手の勝負勘は少しも衰えていない。勝負のポイントをしっかりわかっている。やはり、一流騎手だ。

それでは本題へ。今週斬るのは月曜東京12R・「3歳以上1000万下」・ダート1300m。通常より自信度の高い勝負鞍として予想部が提供に踏み切ったひと鞍。同レースで軸馬指名したのは1番人気となった16番フロリダブルーだった。

「1.8倍の断然人気を裏切った前走は様々な不利が重なったもので度外視できる。未勝利、500万下を連勝した東京ならば、あのようなことはないだろう。ひと叩きされ順当に良化した今回は組み合わせからもチャンス。力通りの走りができればまず勝ち負け必至だ」という見立て。

レースはエムエムアリオーンが抜群のスタートを切ってハナを切る。ビナスーイトが2番手につけ、そのあとにキクノストーム、ザストロンシチー。期待したフロリダブルーは先団を見る形で進み、そのやや後ろの内目にタールタン。直線に入ってエムエムアリオーンにビナスイートが並びかけるが、なかなか交わせない。その外からフロリダブルーが脚を伸ばして抜け出しかかるが、中を割るようにタールタンも脚を伸ばしてくる。激しい叩き合いの末、タールタンがクビ差差し切り1着。フロリダブルーも大外を強襲したコーリンギデオンを抑え込んで2着に入った。この結果により「馬連11-16、860円」の的中。ここ数週の的中配当と比較すると少々物足りない配当に映るが、対抗1点目の大本線的中ということ、そしてイチオシ鞍と断じての勝負提供、さらには週を通じての最終鞍で的中をお届けできたこと。これらを踏まえると変則3日間開催を好結果で締めくくったと言えよう。

他にも土曜日京都6R「3歳500万下」の馬連的中、月曜東京11R「府中牝馬ステークス」の3連複万馬券的中など随所に的中をお届けした先週末。

今週末以降も続くG1レース。しかし、馬券的な妙味は「その裏にあり」ということは常々お伝えしている通り。今週末、我々が目を付けている馬は予定通りのレースに登録してきた。弊社予想部としても予定通り勝負どころを複数用意できる、ということに他ならない。勝負どころでキッチリ的中をお届けした反面、他の提供では軸馬完勝も取りこぼしがあったりと、若干物足りなさが残った先週末だったが、その分も奮起し、これまで同様、今週末は好配当的中をお届けする所存だ。また、レース名までは告知できないが、今週末は自信度の高い勝負鞍も準備しているので、会員の皆様には引き続き楽しみにお待ちいただきたい。