9/28 9/29 4回中山・4回阪神8日9日目

必然の的中鞍 ~日曜阪神12R・3歳以上1000万下~

秋最初のGⅠ「スプリンターズステークス」は王者ロードカナリアが勝ってGⅠ5連勝を記録した。このあとは香港に行くみたいだが、昨年のような好結果を残して有終の美を飾ってほしい。今週から舞台が中山・阪神から東京・京都に替わる。秋の新潟開催もスタートする。楽しみはいろいろあるが、大物新馬が続々登場してくることもその一つ。例年、この開催には有力厩舎の期待の新馬が登場し、ファンを唸らせるようなパフォーマンスを見せてくれるのだ。それだけでもワクワクしてしまう。おそらく、この秋競馬でデビューする馬の中から何頭かクラッシク路線に乗ってくることだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜阪神12R3歳以上1000万下・ダート1800m。弊社が軸馬指名したのは最終的に1番人気となった11番マヤノオントロジーだった。

「上がりをコンスタントに36台で走れるようになり、末脚に磨きがかかってきた。阪神1800mダートの持ち時計1分50秒4もここではトップ。時計の勝負になっても対応できる。今回は逃げたい馬が何頭かいて展開にも恵まれそう。直線で怒涛の追い込みを決める」という見立て。

レースは「逃げたい馬が何頭かいて」という見立て通り、スタートするやノボリドリームとケイティーズハートが一歩も引かぬ形で競り合って行く。両馬、そんなに無理はしていないが、やはり息の入らない展開はつらい。4角になると好位を進んでいたバンブーリバプールとキングブレイクにアッサリ交わされてしまう。しかし、この2頭よりも脚色が断然良かったのが後方から追い上げてきたマヤノオントロジー。直線半ばで並ぶところなく交わすと3馬身半の差をつけてゴールした。2着も最後方にいたペガサスフォースが中を割って追い込み、キングブレイクを頭差交わして入った。この結果により「馬連3-11、2310円」の好配当的中。2着以下は全て対抗馬だっただけに差し競馬を読み切った鮮やかな的中鞍と言えよう。

週ラストの勝負鞍においてキッチリ好配当的中をお届けした先週末。とはいえ、週を通じてみると他の勝負鞍においては少々精彩を欠く提供が目についたことも確か。開催前半から好調を持続していただけに最終週を大団円で締めくくれなかったことは残念のひと言。東京、京都に舞台を移す開催替わりの今週末からはより一層、レースおよび軸馬選定に力を入れ、開幕週を好スタートできるよう質の高い予想提供を切に願う。

その今週末開幕の4回東京・4回京都・3回新潟開催といえば、G1が連続して行われる秋競馬前半戦の佳境中の佳境。そのクライマックスを目前に絶好調モードに移行した弊社予想陣。勝負どころが満載であることは言うまでもなかろう。いずれにせよ、まずは開催替わりとなる今週末をアツくご期待のうえ楽しみにお待ちいただきたい。