4/11 4/12 3回中山・2回阪神5日6日目・1回福島1日2日目

得意の条件で好配当的中劇 ~日曜中山7R・4歳上500万下~

ルージュバック一強ムードを謳われた「桜花賞」だが、終わってみれば5番人気レッツゴードンキー7番人気クリミナルの決着。3着にも8番人気のコンテッサトゥーレが入り波乱決着となった。そうなった最も大きな原因は、前半46秒0~後半33秒5というG1らしからぬ超スローペースになったこと。その流れを作った岩田康=レッツゴードンキの功績と言える。いわゆる「位置取りによる有利不利がハッキリと出た流れ」。出走してくる以上、人気には否が応でも順位はつくが、腐ってもトップクラスが集うG1であり、全馬それなりに力があるからこその出走である。大人と子供のような力差がある混同したレースではない。この一戦に限って言えば、地力や素質云々が正当にレースに反映されなかった、ということ。いずれにしてもこの「桜花賞」が終った今現在でも力関係の構図が見えてきたとは言い難く、未だ「オークス」が混沌としていることは間違いない。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山7R「4歳上500万下」ダ1800m。この一戦でアスコット予想部が軸馬としたのは最終的に1番人気に支持された12番コアレスキングだった。

『随所で非凡な脚力を見せてはいたが、短距離だと追走に手間取り終い一辺倒の単調なレースしかできなかった以前のコアレスキング。一気の距離延長となった前走では好位後方から差して2着と距離適性の高さを示す走りを見せた。こうなれば潜在能力の高さが更に生きるし、500キロを超す大型馬でまだまだ上積み十分。順調に乗り込みを消化し、同条件で状態◎なら更に前進があるケース。軸馬に最適とみて狙い撃つ』という見立て。

レースは内枠から肩ムチを入れて積極的に出た4番プレジールシチーの逃げ。2番手に9番ホルボッシュが続き、軸馬12番コアレスキングはこれらを見ながら無理無く直後でマークする形。隊列はすんなり決まり、向正面でも淡々とした平均ペースで流れ、4コーナーでも逃げた4番プレジールシチーに強引に絡んで行く馬がおらず、先行集団の隊列は変わらぬまま直線へ。まだ余力のあったプレジールシチーを、終始番手で追走した9番ホルボッシュと軸馬12番コアレスキングがこれに詰め寄る。坂上で軸馬12番コアレスキングが逃げたプレジールシチーに並びかけ、そのまま2頭のマッチレース。結果、最後はクビ差だけコアレスキングが先着し1着でゴール。2着には逃げてしぶとく粘った4番プレジールシチー。3着もラストは離されながらも好位で競馬を進めた9番ホルボッシュが入線。この結果により、「馬連4-12、1370円」の的中。先週末の弊社予想部にとっては貴重な的中鞍となった。

週全体を通して勝負鞍パーフェクト達成の前週と比較すると、勝負鞍における的中は残念ながらこの一鞍のみ。前週の結果があまりにも鮮やかすぎただけに拍子抜けという印象もあるが、ここは軽く「長く競馬をやっていればこんな週もある」と考えるべき。とはいえ、物足りない結果であったことは確かで、皆さまにフラストレーションを与えてしまったことは事実。注目の「桜花賞」こそ購入方法ミスにより、痛恨の取りこぼしとなったものの、引き続き、重賞では安定した的中をお届けしている重賞予想との対比において、予想部には早急な巻き返しに期待したい。

今週末の特別レース登録馬を俯瞰してもなかなか興味深い勝負鞍候補揃が揃っている。引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。