4/18 4/19 3回中山・2回阪神7日8日目・1回福島3日4日目

大本線的中劇 ~日曜福島8R・4歳上500万下~

先週は中山競馬場で注目のG1「皐月賞」が行われた。戦前の下馬評はサトノクラウン・リアルスティール・ドゥラメンテの3強の構図。残念ながら道中の不利もあって三つ巴の勝負にはならなかったが、ラストはリアルスティール・ドゥラメンテの2頭でワンツー決着したこのレース。今度はドゥラメンテが「共同通信杯」の雪辱を果たした形。前半35.2-47.0-59.2~上がり59.0-46.8-34.7という緊張感十分の平均ペース。「力さえあればどこからでもこれる流れ」。逆に言えば位置取りの有利不利は理由にならない流れでもある。そこで1馬身半というハッキリとした差をつけて突き抜けたドゥラメンテの強さは本物。歴代の皐月賞馬の中でも上位ランクと断言できる。面白みはないが、今後逆らう気が失せる完勝劇。テンションの高さが常につきまとう馬ではあるが、そこさえクリアできれば二冠馬誕生の予感さえ強く抱かせる「皐月賞」だった。言うまでもなくこの「皐月賞」、弊社は3番人気ドゥラメンテからの勝負で易々と3連複的中をお届けしている

それでは本題へ。今週斬るのは日曜福島8R「4歳上500万下」ダ1700m。この一戦でアスコット予想部が軸馬としたのは上位拮抗で人気割れのなか最終的に1番人気に支持された12番デジタルフラッシュだった。

『前走はスローの上がり勝負になり、緩急のきつい流れで勝負どころで置かれながらも、ラストはしぶとく脚を伸ばして4着。元々、瞬時に反応できるタイプではなく、淀みのない流れになりやすいこの距離&小回りコースはプラスに働く可能性は極めて高い。ダートではまだ底らしい底を見せておらず、好メンバー相手に現級2着2回の実績は明らかに一枚上。ローカルのこの組み合わせなら確実にV争いとみた』という見立て。

レースを先導したのは戦前の予想通り6番エアーウェーブ。コーナーワークで1番ロードスィープ、3番コスモカウピリと続き、軸馬12番デジタルフラッシュは4番手という位置取り。2コーナー入り口で隊列はスンナリ決まり、向正面では縦長の展開で淡々としたミドルペース。3コーナーからお決まりのペースとなるが、後続が押し上げるなか、逃げた6番エアーウェーブは手応え十分で直線へ。バテない強みを活かして早めに番手まで押し上げた軸馬12番デジタルフラッシュだが、逃げる6番エアーウェーブとの差は詰まらず、外から追い上げてきた11番テイエムコンドルの追撃を抑えるのに精一杯。後続に2馬身1/2差を付けて6番エアーウェーブが逃げ切り勝ち。2着には12番デジタルフラッシュが入線。この結果により、「馬連6-12、1040円」の的中。決してハデな配当ではないが、日曜日一発目の勝負鞍で一点目の大本線的中ということには一定の評価はいただけるはず。

取り上げたのはこのひと鞍だが、中山・阪神開催最終週でもいつもと変わりなく安定した結果をお届け。配当面で強調できる的中劇ではないものの、土曜中山7Rの馬連、サポートでの結果ではあるが日曜阪神12Rのワイド、更に冒頭の「皐月賞」や土曜ダート重賞「アンタレスS」での3連複など、これまでと変わりなくキッチリと的中をお届けしている。勝負鞍の軸馬着順も【1・1・2・0】と降雨の影響などにより難解だった前週と比較すれば雲泥の差。レース選択さえ間違えなければ配当はおのずとついてくるだろう。

今週末からの東京・京都開催といえばG1が連なる佳境中の佳境。また、弊社が稼ぎどころとする関東ローカル・新潟開催も開幕する。開催替わりとなる今週以降も引き続きご安心のうえ勝負していただきたい。