9/12 9/13 4回中山・4回阪神1日2日目

未曾有の出来事

今年1月以来、およそ7ヶ月振りに本年度2度目の「週末的中なし」となった2週前。そしてその結果を受け、反転攻勢が期待された先週末。様々な意味で会員様・非会員様問わず注目を集めている本コラムだが、「弊社において創業以来、ただの一度もなかった」初の結果をお知らせしなければならない。2週連続、勝負鞍による的中なし。本当に今は申し訳ない気持ちで一杯と言うしかない。弊社にとってはまるで未知の世界。今年も残すところあと4ヶ月を切り、年に4.5回程度の「週末的中なし」という例年のアベレージに帳尻を合わせるかのような、まさに未曾有の出来事が現実に起きてしまった。お付き合いの長い会員の方々からは『怒りよりもむしろ不思議な感覚』という声を数多く頂戴しただけでなく、『競馬だから長くやっていればこんなこともあるよ』と逆に長いお付き合いの方からフォローされてしまうほど、弊社にとっては怪現象だ。原因はたったひとつ、とにかく流れが悪すぎる。

ただ、そんななかでも勝負鞍におけるレース選定の根本からズレが生じていた2週前と比較すれば、先週末は雲泥の差。結果論ではあるが、波乱含みのレースが大半を占めたなか、レース選定に関してはこれまで同様、高いレベルでチョイスできていたことは事実。いわゆる「ちょっとした歯車のズレ」での結果ではあった。どんなに方向性は間違っていなくとも的中という結果をお届けしなければ全て意味を成さないことは百も承知。言い出せばキリがないほどの言葉がある。しかし、それを口にすれば全てが愚痴になることもまた、この世界では常識。ここは歯を食いしばって前を向くのみ。いずれにしろ、予想部による勝負鞍の大反発から、一瞬たりとも目を離さないでいただきたい。