7/16 7/17 2回福島・3回中京5日6日目・2回函館3日4日目

次週に繋がる的中劇 ~日曜函館7R・3歳上500万下~

今週は的中レースを斬る前に、あえて苦言から入らせていただく。ここ数週、今ひとつ流れに乗れていないことから「的中」に対する力みが出たとは思いたくないが、先週末の予想からは攻めの姿勢がほとんど感じられなかった。原因不明の凡走や展開面でのツキのなさなど情状酌量の余地はあるが、「安定味」を上位に取った、いわゆる守りの予想。少し言葉を代えると『当てにいく予想』が目についた。例年好結果をお届けしている得意の開催なだけにその気持ちはわからなくもない。が、そういう時こそ必要なのは力みではなく「攻めの姿勢」に他ならない。攻めていく姿勢こそが好結果を生み出す。そのことを常に忘れてはならない。

とはいえ先週末も弊社予想部らしい的中はもちろんあった。土曜函館7R「3歳上500万下」ダ1000mがそれ。『降級2戦は連続2着と僅差の競馬が続いているが、函館に限れば〈1300〉内2着1回が1000万での実績と抜群の相性を誇る。ここは同型も多くポジション取りも激しいものが予想されるが、この枠なら変に絡まれる事もないはずで、好位から流れに乗る同馬にとって競馬はし易くなるはず。乗り替わりでの鞍上強化も陣営の決めたいという意思表示であることは間違いない』という見立てで、上位拮抗のなか最終的に3番人気に支持された10番オルフィークを軸馬に抜擢。

レースは内枠を利して4番チェリーサマーが積極的にハナへ。軸馬10番オルフィークも絶好のスタートを決めたが、チェリーサマーを行かせて番手追走。その後に5番ペイシャオトメ、1番ハドウホウ、11番セレノグラフィー、7番コンドルヒデオの隊列で3コーナーから4コーナーへ。この距離にしてはとりわけ速くもない澱みのないミドルペースとなり、こうなると完全に前有利の展開。馬順変わらず直線に入り、ハナをきって抜群の手応えのまま4番チェリーサマーが後続を突き放しにかかる。軸馬10番オルフィークもこれに追いすがり、直線半ばでは2頭が後続を突き放すマッチレースに。早めに仕掛けた軸馬10番オルフィークだったが最後のひと押しが利かず2着まで。終始自分のペースで運べてラストもひと伸びした4番チェリーサマーが1着でゴール。唯一後方から鋭い伸び脚をみせた12番チェイスダウンが3着入線。この結果により「馬連4-10、830円&3連複4-10-12、2,330円」のダブル的中。先週に引き続き、馬連&3連複のダブル的中をお届けできたことは一定の評価をいただけるものと自負している。

他にも『週イチ押し鞍』と断じて日曜函館8R・3歳上500万下でもキッチリと的中をお届け。この程度ではまだまだ完全復調とは言えないが週を締めくくる日曜日に2本の的中をお届けできたことは間違いなく次週に繋がる。引き続き、軸馬&対抗馬選定はもちろん、レース選定も気を引き締めて行っていくことを心がけて欲しい。

いずれにしても攻めてこその競馬、予想ということを改めて実感した先週末。「軸馬選択」、「購入法」の決定の難しさは百も承知。だが、それこそお客様が弊社に期待している部分である。そのことを徹底させて今週末以降、予想部の奮起に期待したい。ロングランの函館開催、そして福島・中京開催もいよいよ最終週。特別戦の登録メンバーを俯瞰すると、そろそろ勝負気配という馬が少なくない。提供のその時を楽しみにお待ちいただきたい。