8/19 8/20 2回新潟・2回小倉7日8日目・2回札幌1日2日目

安心安全の的中劇 ~日曜札幌7R・3歳上500万下~

サマー2000シリーズ第2戦「札幌記念」(札幌、芝2000m)は、蛯名騎手騎乗の6番人気馬サクラアンプルールが差し切って勝利。勝因は久々だった前走とは雲泥の状態だったことと、ロスのない最内枠で脚を溜められたこと。元々、2月の「中山記念」で2着のあった馬だが、フロック視されていた印象で、ここでも6番人気。当然、展開面や洋芝適性など勝因を挙げればいくらでも出てきそうだが、一線級のメンバー相手に勝ち切ったのは立派のひと言。いずれにせよ、真価を問われるのは秋のG1「天皇賞(秋)」あたりだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜札幌7R「3歳上500万下」ダ1700m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは素質上位で断然の人気を集めて1番人気に支持された10番フォギーナイトだった。

『ここはハイレベルだった3歳オープン「ヒヤシンスS」4着からの臨戦。その前走でも発馬で大出遅れから追い上げての着順だし、普通にスタートを決めていれば、勝ち負けまで望めた好内容。500万では明らかに脚力が違う馬。ここに照準を合わせて8月上旬から早めに函館入りし、乗り込み入念で出走態勢は万全。馬っぷりだけ見れば優にオープンレベルなだけに、ケタ違いの瞬発力で決着をつけるはず。絶大の信頼を寄せたい』という見立て。

逃げた3番アドマイヤカロに12番ミュゼリバイアサンがつけ、5番キンイロジャッカルや8番ティーコアもすかさず好位に取り付き先行集団を形成。軸馬10番フォギーナイトは出脚がつかなかったものの、出遅れるほどではなく、鞍上も出していって1コーナーでは先行勢を見る馬群の5番手で流れに乗る。1000m通過61秒4のミドルペース。3コーナー手前で外目の5、6番手を追走していた11番クレマンダルザスが早めに押し上げて、一気に先頭に躍り出て一気にペースアップ。こうなると先行していた馬たちにはキツい流れになり、直線を向いて11番クレマンダルザスが後続との差をジリジリと広げにかかるが、勝負どころで外に出してスパートをかけた軸馬10番フォギーナイトが脚を伸ばし、直線半ばで11番クレマンダルザスを並ぶ間もなく差を広げにかかる。この時点で勝負あり。焦点は2着争いに。粘る11番クレマンダルザスに一完歩ずつ差を詰めた4番ダノンロッソだが、アタマ差まで詰め寄ったところがゴール。レースは軸馬10番フォギーナイトが2着の11番クレマンダルザスに4馬身差つけて楽勝。この結果により、「馬連10-11、610円」の的中。配当的には物足りないものの、週を締めくくる日曜ラストの勝負鞍での本線的中だっただけに、納得のいく結果だったと言えよう。

他にも土曜新潟8R「3歳上500万下」など土日を通じて的中をお届けできた先週末。取りこぼしもあっただけに、まだ完調とは言えない状況ではあるが、週を重ねるごとに精度が増してきたことも確か。夏競馬も残り2週を残すのみ。ここからは連戦連勝で開催を打ち上げる所存。これまでにも増してのアツいご期待をお寄せいただきたい。