10/20 10/21 4回東京・4回京都6日7日目・3回新潟3日4日目

外れようのない完勝劇 ~土曜東京6R・3歳上500万下〜

G1の舞台は京都から東京へ。まずは伝統の一戦「天皇賞・秋」を迎える。今年の出走馬のなかで最も話題性のあった3歳世代トップホース・ワグネリアンの出走回避は少々ツヤ消しではあるが、それを差し引いても最近のこのレースとしてはちょっと記憶にないほどの多彩な組み合わせ。中でも注目はハイレベルの「札幌記念」を勝ち切ってみせたサングレーザー。一線級相手の2000mを難なく克服。1400mでの末脚の破棄力を見る限り、まだ100%大丈夫と言い切れない部分はあるが、再度内枠を引ければ当然V候補の一頭。これにハナ差まで肉薄した古豪マカヒキも目を離せない。更に「オールカマー」で復活を遂げたレイデオロ、春の中距離G1「大阪杯」の覇者スワーヴリチャードも当然有力。さらに「毎日王冠」3着で復調の兆しを見せたキセキ、春のグランプリ「宝塚記念」1着のミッキーロケット、同レース4着のヴィブロス、ここまで常に上位争いを演じてきたアルアイン、ダンビュライトなど、豪華メンバーが顔を揃え、馬券的にも妙味十分。この難解な一戦を弊社アスコットがどう紐解くのか。楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜東京6R「3歳上500万下」ダ2100m。軸馬として期待したのは2番人気に支持された10番フォースラインだった。

『降級後は善戦止まりでひと押し足りないレースが続いているフォースラインだが、使いつつデキを上げ、前走は早めの仕掛けから長く脚を使って勝ち馬とアタマ差の2着に力走。この中間はウッドで自己ベストをマークし、ここにきてようやく本調子。今回は初の東京参戦となるが脚質的にも直線の長い東京は合うはずだし、距離延長もプラス材料。1000万でも善戦してきた馬で降級後の3戦も勝ち切れていないとはいえ、いずれも強敵揃いの好メンバー相手。今回の組み合わせではハッキリと見下ろし力関係なだけに勝負の関東遠征とみて軸馬に抜擢』という見立て。

積極的にハナを切ったのは内から好発を決めた2番トモジャヴァリ。5番ロジティナ、8番コスモカンナムと続き、この距離としては緩みのない流れ。軸馬10番フォースラインは互角のスタートから6番手で流れに乗り、後方に1番カグヤヒメと3番ヨクエロマンボの順。1000m通過63秒3の淡々としたミドルペース。当然、先行した3頭は手応え十分のまま直線へ、軸馬10番フォースラインは道中何の不利もなくスムーズに直線を向き、追い出されると一気に加速。前記の通り、逃げ・先行馬に有利な流れで終始番手追走の5番ロジティナが早めに抜け出し先頭へ躍り出て、逃げた2番トモジャヴァリもしぶとく粘るもこれら2頭を軸馬10番フォースラインが外から一気に交わし去る。最後は流す余裕を見せて1着ゴール。2馬身1/2差2着に5番ロジティナ、3着には最後方から直線だけで一気に追い込んだ3番ヨクエロマンボが入線。この結果により、「3連複3-5-10、520円」の的中。結果、最終的に購入点数を絞り込んで3連複での勝負となったが、馬連はもちろんのこと、馬単でも3連単でも的中できた、まさに終始「外れる気のしない」内容の的中劇であった。

他にも『本日イチオシの勝負鞍』とした日曜京都7Rを筆頭に、土曜京都7Rでも3連複を的中させるなど、トータル3鞍の的中で随所で好調ぶりを示した予想部。不安の欠片もないまま、秋競馬の佳境を突き進んでいく。4回東京・京都開催の最終週となる今週末も勝負鞍候補目白押し。連戦連勝で開催を打ち上げる所存。これまでにも増してのアツいご期待をお寄せいただきたい。