9/29 9/30 4回中山・4回阪神8日9日目

勝負の4回東京・京都開催へ ~日曜中山7R・3歳上500万下〜

台風の影響により変則3日間開催となった4回中山・阪神の最終週。自然相手のことで仕方はないのだが、火曜の阪神競馬の「盛り下がり感」は甚だしいものがあった。何より競馬も盛り上がる時期だけに今週は無事開催を願うばかりと言えよう。さて、今週末開幕の4回東京・京都開催は、いわゆる『G1クライマックス』と呼ばれる黄金開催。その開幕週は今年も予定通り3日間開催となる。G1レースは組まれていないが、何を置いても見逃せないのが日曜東京メイン「毎日王冠」。「天皇賞・秋」「マイルCS」、の前哨戦として注目の高い一戦だ。今年はG1ウイナー3頭とやや寂しい感は否めないが、それでも重賞上位の常連も多く中々見どころのある一戦と言えそうだ。中でも興味深いのは新旧の「NHKマイルC」を制したアエロリット、ケイアイノーティックの直接対決や「菊花賞馬」キセキの復活なるかなど興味は尽きない。東京開幕週はインの前残りが定番だけに、先行力のある馬が有利に働く公算も大ではあるが、秋始動戦となる馬が大半なだけに仕上がり具合が大きく左右することは間違いなし。無論、弊社ではその点の調査も十分進めていることも付け加えておこう。そんな「毎日王冠」を含む勝負鞍候補目白押しの3日間。大いなるご期待を持ってお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山7R「3歳上500万下」芝1600m。『本日イチオシの勝負鞍』と断じて提供されたこのレース、弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された16番レジーナドーロだった。

『本日イチオシの勝負鞍。前走は3着と人気を裏切る結果となったレジーナドーロだが、直線で馬群を割れず、立て直して外に出すチグハグな競馬。上がり最速で差を詰めるも0秒1差まで詰め寄るのが精一杯。完全に脚を余しての敗戦だった。まだキャリア4戦で若さもあり、前走のように馬込みに入っていけない恐がりな面はあるが、そんなタイプなだけにこの大外枠はプラスに働く公算大。流れに応じた競馬ができる点も強み。今度こそ危なげなく勝ち上がる』という見立て。

4番サイレントサードが積極的にハナを主張。兼ね合いをつけて2番スズカゼは2番手。以下好位に3番パンドラフォンテン、6番セイウンキラビヤカと続き、人気の一角11番サクステッドは好位後方の5番手を追走。前がとばしたことで縦長の隊列となり前半3F通過34秒9と平均的な流れ。軸馬16番レジーナドーロは大外枠から出たなりのポジションで後方4番手を追走。3コーナー手前から一気にペースアップし、11番サクステッドが進出を開始。前を行く2頭をあっさり交わすと手応え十分のまま早めに先頭に躍り出てそのまま直線へ。11番サクステッドが後続を引き離しにかかるが、4コーナーで中団までジンワリと押し上げていた軸馬16番レジーナドーロが大外から一気の強襲。9番テンワールドレイナもこれに呼応するかのように追い込み、2頭並んでグイグイ伸びてくる。最後は3/4馬身差で軸馬16番レジーナドーロが1着でゴール、2着には9番テンワールドレイナ。早め先頭から粘り込んだ11番サクステッドが3着入線。この結果により、「馬連9-16、900円」の的中。配当こそ地味目だが「イチオシの勝負鞍」と断じたうえでの的中劇だっただけに、大きく張り込んだ方も多かったようだ。

他にも土曜阪神11R「シリウスS」での「3連複3-14-16、7,200円」の的中を筆頭に、日曜中山8R「3歳上1000万下」ではサポートにて「ワイド8-13、450円」の的中などをお届けしたものの、肝心要の勝負鞍においては軸馬の凡走が目立ち、馬連的中はわずか1本のみ。レース選定にブレは感じられないが、予想部にはもう一歩踏み込んだ軸馬選定を期待したい。

前記の通り、開催最終週となった先週末こそ大団円で締めくくることはできなかったが、4週間を通してみれば順調な滑り出しとなった秋開幕の4回中山・阪神開催。勢いそのままにG1ラッシュの4回東京・京都開催を迎えることとなった。ここが一年の肝心要の勝負どころ。すでに万全の態勢が出来上がった弊社アスコットシステムズに全てをお任せいただきたい。まずは今週末、G1の軍資金をガッポリと稼ぎだす所存。楽しみにお待ちいただきたい。