8/31 9/1 2回新潟・2回小倉11日12日目・2回札幌5日6日目

追い風に乗って迎える秋の中山・阪神開催 ~日曜新潟7R・3歳以上1勝クラス~

夏のローカル重賞の締めくくりとなった先週末の「新潟記念」。3Fから順に34.9-46.6-58.6~レース上がり46.4-34.4という外回り定番のスローペースにはならず、前半から流れたミドルペース。直線での追い比べを制したのは、好位から早めに抜け出して押し切りを図ったジナンボーを、ゴール前でクビの上げ下げで勝利をモノにしたユーキャンスマイル。実績からはステイヤーというイメージのあった馬だけに、2000mのこの勝利で根の強さを再確認。秋の大きなところに向けて展望が広がるスタートを切ったといえるだろう。好位抜け出しからしぶとく粘り抜いたジナンボーがクビ差2着。昇級初戦に加えて久々だっただけに6番人気に甘んじていたが、父ディープインパクト×母アパパネという、まともに走ればこの程度は走れる超良血馬。しかも4歳にしてまだキャリア7戦のみ。これも今後の伸びしろは絶大だ。そこから2馬身差の3着カデナ以下、6着ショウナンバッハまで「1/2・クビ・アタマ」という大接戦。なかでも4着ブラックスピネルは追い込み馬が殺到するなか、逃げて粘り込むのだから大したもの。ハンデが少しだけ重かった印象。0.5キロ軽い56.5キロが適性だった気がしてならない。1番人気レイエンダは10着惨敗。ただ、揉まれる競馬で馬が嫌気をさして最後は競馬を止めてしまっていただけに力を出し切っていないことは確か。前走「エプソムC」のように広い東京で揉まれない競馬がベターなはず。次走、多少でも人気が落ちるようなら積極的に狙ってみても面白い一頭だ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟7R「3歳以上1勝クラス」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された13番コンフィデンスだった。

『初ダートとなるコンフィデンスだが、500キロを超す大型馬で馬力のあるタイプなだけにこの条件替わりはプラスになるとみて軸馬とする。今回はおよそ10ヶ月振りの骨折休養明けとなるが、8月に入って美浦坂路で時計を出し始め、ひと追いごとに重苦しさが解消して最終追い切りでは素軽い動きを披露。力を出せる仕上がりとみていいだろう。3走前に現級勝ちがあるように能力上位は明らかだし、何よりここは相手がかなり楽。初ダートで砂を被ると不安はあるが、幸い揉まれづらい外枠を引き当てた。これなら能力発揮に支障はないだけ勝ち負け濃厚とみた』という見立て。

大方の予想通り10番ロードストライクが積極的にハナを主張。外からも出して行って、以下、3番モンツァ、9番コングールテソーロ、11番スプレーモゲレイロ、15番フラッグアドミラルと続く平均的な流れ。軸馬13番コンフィデンスも外から積極的に先団に取り付き、1コーナーでは外目の2番手という絶好位を追走。2コーナーに入って隊列が決まり、1000m通過62秒3の淡々としたミドルペース。後方のポジションとなった3番人気の1番ユイノチョッパーが3コーナー手前から外目を押し上げて好位6番手へ。この流れに合わせてグッとペースが上がって一団で直線に向くが、逃げた10番ロードストライクの手応えは十分。二の脚を使って後続を突き放しにかかる。これに外からグイグイ脚を伸ばしたのが唯一、軸馬13番コンフィデンス。勢い的には軸馬に分があったが、結局、最後はクビの上げ下げで10番ロードストライクの逃げ切り勝ち。軸馬13番コンフィデンスはハナ差2着惜敗。そこから3馬身差3着に7番ダンスメーカーが入線。この結果により「馬連10-13、1,150円」の的中。前2週のような破壊力満点の的中とはならなかったが、2番人気→1番人気の組み合わせでこの配当は法外。しかも3着馬には3馬身差を付けていたように「安心安全のアスコット」を地でいく的中鞍だった。

夏のローカル開催を締めくくる最終週となった先週末は的中ラッシュ。土日を通じて勝負鞍における軸馬着順は【1・2・1・0】と複勝率100%で、終わってみれば前週に続き準パーフェクト的中。さらに日曜「小倉2歳ステークス」&「新潟記念」の2重賞でも3連複的中させ、しかもその大トリが「新潟記念」での3連複21,230円の的中だったのだから、会員の皆さまが興奮なさるのも納得のいくとろ。ドラマでもそうはお目にかかれないような『絵に描いたような大団円』。今年もまた、夏のローカルはアスコットの季節だった。

追い風に乗って迎える秋の中山・阪神開催。潤沢となった軍資金を懐に、会員の皆さまの心待ちの様子が手に取るようにわかる。大丈夫、秋競馬もアスコットに全てお任せいただきたい。ご期待に沿える結果を出し続ける所存。まずは今週末の提供をお楽しみに。