2/8 2/9 1回東京・2回京都3日4日目・1回小倉7日8日目

サポート力が生んだダブル的中劇 ~土曜京都11R・アルデバランS〜

全く同じ条件でも施行時期が異なり、メンバーも馬場も違えばまるで違う。だからこそ、こんな結果になるのだろう。「東京新聞杯」の上位3頭はいずれも東京でそれなりの適性を示していた馬だが、1着プリモシーンは昨年秋の2戦がいずれも大敗でそこからの巻き返し、2着シャドウディーヴァは初のマイル戦、さらに3着クリノガウディーは勝ち味に遅い未だ1勝馬。東京では崩れ知らずのレッドヴェイロン、3連勝で臨んだヴァンドギャルド、東京で重賞勝ちのあるサトノアーサー、レイエンダ、ケイアイノーテックらがいずれも馬券外に沈んだのを考えれば、「競馬は生き物」という表現はあながち的外れではないだろう。実績馬で結果を出せたのは勝ったプリモシーンただ一頭のみ。いずれにしろ、今のマイル路線のレベルの低さを改めて思い知らされる結果といえよう。若干の物足りなさは隠しようもないが、馬券はこんな時こそ面白い。その意味で今後もこの路線は注目していきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都11R「アルデバランS」ダ1900m。このレース、軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された6番ロードレガリスだった。

『中央復帰後、前走3勝クラスまで3連勝でオープン入りを果たしたロードレガリスが軸馬、前走から間隔が詰まった臨戦ため、今回の最終調教は坂路で追い切られたが、鞍上の指示に瞬時に反応し糸を引くようなスムーズな加速で絶好の動きを披露。更にデキを上げてきた印象すら受けた。さすがにオープンまで来ると楽観はできないだろうが、前走の走破タイムは重賞「東海S」で4着に相当しており、単純な時計比較でも昇級即通用。今のデキならここに入っても見劣りは一切せず、連勝を伸ばす走りが期待できるだろう』という見立て。

まずは内から2番ローズプリンスダムが好発から積極的にハナを主張するが、5番スワーヴアラミス、9番アポロテネシーも差がなく3頭横並びで主導権争い。その後に4番ブレスジャーニー、軸馬6番ロードレガリスらも好位で流れに乗るが他馬も差がなく8頭ほどほぼ一団での追走。先行争い激化のなか、最終的にレースをリードしたのは勢いよく大外枠から一気にハナを主張した16番マイネルクラース。以下5番スワーヴアラミス、2番ローズプリンスダム、9番アポロテネシー、4番ブレスジャーニー、7番エルデュクラージュ、さらに軸馬6番ロードレガリスと続き、人気の一角11番ハヤヤッコ、8番ジョーダンキングは中団寄りの後方を追走。淀みのないミドルペースで1000m通過62秒4。3コーナー過ぎで一気に馬群が凝縮し、全馬ほぼ一団で勝負どころの4コーナーから直線へ。抜群の手応えのまま外から勢いよく軸馬6番ロードレガリスが先頭に躍り出て、これに終始番手で流れに乗った5番スワーヴアラミスが追いすがり、2頭でジリジリと後続を引き離す。直線半ばを過ぎても2頭の脚色は鈍らず、最後まで食い下がる5番スワーヴアラミスに抜かせることなく、そのまま軸馬6番ロードレガリスが1着でゴール。1/2馬身差2着に5番スワーヴアラミス、そこから5馬身差離れた3着に4番ブレスジャーニーが入線。この結果により、「馬連5-6、250円&3連複4-5-6、1,970円」のダブル的中。馬連こそ一本被りの支持を集めたが、サポートにて『「5-6」のラインはかなり有力。それだけにここは馬連を「5-6」1点に決め撃ちし、対抗1点目5番スワーヴアラミスとの2頭軸3連複をおさえて「馬連&3連複」でダブル的中狙いの勝負』と断じ、馬連1点&3連複4点で見事ダブル的中を仕留めたのだから、前週のトリプル的中に続き、精度の高さを示す的中劇となった次第。

他にも土曜小倉7R「4歳以上1勝クラス」の「馬連6-10、520円など手堅く的中。あと一本欲しかったところではあるが、無難に的中率50%を計上し開催2週目も大過なし。月が替わった2月は上々の滑り出しを現出した予想部には一定以上の評価がいただけるものと自負する。

次週に控えた今開催最終週のG1「フェブラリーS」。この場でも再三お伝えしているが同レース5連覇の偉業達成に向け、状態を上げてきた弊社アスコットシステムズになお一層のアツいご期待をお寄せいただきたい。