5/30 5/31 2回東京・3回京都11日12日目

サポート力が光った的中鞍 ~日曜京都9R・與杼特別〜

1番人気に支持されたコントレイルの快勝で終わった「日本ダービー」。この大一番で単勝1倍台というプレッシャーをものともせず、1番人気に応える落ち着いた騎乗をみせた福永騎手にも感服するしかない。無敗の戦績通りコントレイルは強かった、そして鞍上の福永騎手はさすがと言うべき。それはそれでいい。この「ダービー」で改めて感じたのは競馬ファンの馬を見る目のレベルが上がってきたこと。クラシック第一弾「皐月賞」のレース内容&結果を考えると、そこで後続に7馬身もの大差を付けたコントレイル、サリオスは3歳トップの強さ。それは誰もが認めるところ。ただ、「皐月賞」での2頭はわずか0秒1差。当然、今回はサリオスにも逆転の目はあったはず。にもかかわらず、単勝1.4倍と抜けた1番人気に支持されたコントレイル。サリオスとて3連勝で「朝日杯FS」を圧勝したれっきとしたG1ウイナーではあるが、それにしても、である。新聞その他メディアの扇動で『人の気持ち』が動いた結果なのだろうが、今回は更に差が広がって3馬身もの着差がついたことを踏まえると、改めて競馬ファンの馬を見る目のレベルが上がってきたことを実感した次第。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都9R「與杼特別」ダ1900m。このレース、軸馬として期待したのは、最終的に1番人気に支持された8番ダンツキャッスルだった。

『ダンツキャッスルの前走は骨折休養明けでおよそ11ヵ月振りの長期休養明け。最後は同型に競り落とされて0秒5差4着だが、久々の分息切れした結果だろうし、地力上位を示す上々の復帰戦だろう。休養前の「ユニコーンS」ではすでに重賞勝ちのワイドファラオやデュープロセス相手に真っ向勝負で3着に力走し、同レースは他にも現オープン馬がズラリ揃ったハイレベルな一戦。能力的にオープン通用レベルであることは間違いなく、いつまでも2勝クラスで足踏みは許されない。久々好走の反動さえなければ前走以上の走りは確実と見て軸馬に抜擢』という見立て。

積極的にハナを切ったのは11番キタサンヴィクター。内から4番ダノンスプレンダー、2番マースゴールド、軸馬8番ダンツキャッスルと続き、前半から先行争いが激しくなるも、隊列が決まった向正面でグッとペースが緩み、1000m通過64秒4のスローペース。この緩いペースを嫌ってか、終始後方を追走していた7番シャンパンクーペが外から捲っていき好位5番手まで浮上。この馬の捲りによって一気にペースが上がったことで3コーナー手前まで逃げていた11番キタサンヴィクター、そして先行していた2番マースゴールドの2頭がまず脱落。替わって軸馬8番ダンツキャッスルがハナに立たされる緩急の付いた逃げとなり先行馬には厳しい流れに。直線へ入ると軸馬8番ダンツキャッスルが粘り込みを図るところに、外から馬体を併せに行く7番シャンパンクーペ。この2頭のマッチレースになるかと思いきや、一旦はポジションを下げた4番ダノンスプレンダーが急追。最後は2頭の間をぬって差切って1着でゴール。自分で流れを作った7番シャンパンクーペがジリジリと脚を伸ばして2着を確保。軸馬8番ダンツキャッスルは差し馬向きの、先行馬には厳しい流れのなか、唯一、粘り込んで辛うじて3着を死守。この結果により、「3連複4-7-8、1,900円」の的中。馬連的中こそ逃したものの、サポートにて「2頭軸3連複4点」での勝負に切り替えたことが功を奏し、キッチリとプラス収支を計上。弊社のサポート力が光った的中と言えよう。

他にも土曜重賞「葵S」や注目の大一番「日本ダービー」などでキッチリ的中をお届けしたものの、勝負鞍においては開催後半2週で急失速。大団円で開催を締めくくることは叶わなかった。幸い、今週からは開催替わりで流れを戻すには、絶好のタイミング。まだまだ勝負どころはいくらでもやってくる。弊社からの情報は全て、漏らすことなくご確認いただきたい。まずは、勝負の今週末にアツイご期待を。