開催最終日の大勝を確定付けた的中劇　～日曜中山12R・外房ステークス〜

秋のG1シリーズ開幕を告げる先週の「スプリンターズステークス」は1番人気グランアレグリアが人気に応える圧巻の走りで2着ダノンスマッシュに2馬身差を付けて完勝。戦前、初の中山コースへの対応や春の「安田記念」以来となるローテーションが不安視されていたが、終わってみれば杞憂に終わる、あきれるほどの強さを見せての完勝劇。元々持っていた資質が完全に開花した印象を受けた勝ちっぷりだっただけに、今後、過去の名馬にも劣らない絶対王者的な存在になる可能性が極めて高い。いずれにしろ、スプリント路線だけでなく、マイル路線までは中心馬となりそうだ。ちなみにこのレース、弊社はグランアレグリアを不動の軸馬に抜擢し、「3連単10→3→16、22,540円＆3連複3-10-16、10,430円」の的中をお届け。前週の「神戸新聞杯」に続き、2週連続で万馬券ダブル的中をモノにしたうえ、昨年に続き同レース連覇達成となった。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山12R「外房ステークス」ダ1200ｍ。このレース、軸馬として期待したのは、断然の1番人気に支持された1番ダンシングプリンスだった。

『本日イチオシの勝負鞍。地方、船橋時代の3連勝を合わせて、目下5連勝中とダートでは無敗のまま3勝クラスまで勝ち上がってきたダンシングプリンスが不動の軸馬。地方からの出戻り初戦となった2走前の1勝クラスでは同日3勝クラスを上回る一頭だけ次元の違う走りで大楽勝。前走の福島1150ｍにも難なく対応してレコード勝ちと、とにかくスピード能力が桁違い。さすがに骨っぽい3勝クラスで相手も違うだけに楽観はできないが、2走前が示す通り、コース実績も時計の裏付けもある馬。おそらく同馬のペースについて行った馬の方が厳しい展開が予想されるだけに、ここも小細工抜きに持ち味のスピードを活かす自分の競馬に徹すれば、おのずと結果はついてくるだろう。無敗のままオープン入り濃厚』という見立て。

レースは抜群のスタートを決めた10番シスルがハナを主張するも、行き脚の付いた軸馬1番ダンシングプリンスが最内枠からアッサリとハナに立つ。3番プリカジュールが2番手に付け、以下、2番サニーダンサー、10番シスル、4番アーバンイェーガー、14番サンマルペンダント、15番スナークスター、16番スズカグラートとここまで差がなく先行集団を形成。主導権を握って軽快なピッチで飛ばす軸馬1番ダンシングプリンスが作った流れは前半3F33秒7のハイペース。さほど馬順に変動のないまま一団で4コーナーから直線へ。道中のラップ以上に厳しい展開を強いられたが、逃げた軸馬1番ダンシングプリンスの脚いろは鈍るどころか更に加速する感じ。持ったまま直線半ばまで2番手以下を突き放し、ラスト2ハロン標識のところでようやく追い出しを開始。そこからは後続が千切れる一方のレース内容で、最後は流す感じで着差以上の完勝劇。逃げた軸馬を追走した先行勢が伸びあぐねるなか、後方でじっくり脚を溜めて直線一気に追い込んできた12番アポロビビが1馬身1/2差まで詰め寄って2着入線。この結果により、「馬連1-12、550円」の的中。手堅い結果ではあったが、週ラストの、しかもイチオシ勝負鞍と断じて提供に踏み切ったこの鞍をモノにしたことで、開催最終日の大勝を確定付けた的中劇となった次第。

他にも日曜中山8R「3歳以上2勝クラス」の馬連を皮切りに、同じく日曜中京10R「白川郷ステークス」の馬連、さらに前週の「神戸新聞杯」に引き続き、重賞「スプリンターズステークス」でも3連単＆3連複とキッチリ仕留め、ダメ押しで今回斬った日曜中山12R「外房ステークス」での的中と、開催最終日となった日曜は『提供＝的中』というパーフェクトな結果をお届けした予想部。開催最終日を最高の結果で締めくくり、絶好調で東京・京都開催を迎えることとなった。開催替わりとなる今週末も奢ることなく気を引き締めて臨み、会員の皆様の期待に応える結果を予想部には期待したい。

その今週末開幕の4回東京・4回京都開催といえば、G1が連続して行われる秋競馬前半戦の佳境。そのクライマックスを目前に絶好調モードに移行した弊社予想陣。勝負どころが満載であることは言うまでもなかろう。いずれにせよ、まずは開催替わりとなる今週末をアツくご期待のうえ楽しみにお待ちいただきたい。