10/23 10/24 4回東京・4回阪神・5回新潟5日6日目分

4連勝の勢いを駆って、いざ開催最終週へ ~日曜新潟8R・3歳以上1勝クラス~

今週末に迫った「天皇賞・秋」。アーモンドアイ、クロノジェネシスが出走した昨年同様、今年も豪華メンバーが顔を揃えた。しかし、無敗でクラシック3冠馬になったコントレイルは今春の「大阪杯」以来。女傑グランアレグリアは2着と力を見せた「安田記念」以来。そして「菊花賞」&「天皇賞(春)」でG1・2勝を挙げているワールドプレミアも「天皇賞(春)」以来。さらに3歳エフフォーリアは「日本ダービー」2着以来となる。主力を形成する各々の陣営は「予定通りのローテーション」を強調するが、ブッツケとなる不安を完全には払拭できない。こう見てくると実績で見劣る他馬にも付け入る隙はありそうで、各馬一長一短。無論、実質三つ巴の支持を集めるであろうコントレイル、グランアレグリア、エフフォーリアの3頭がいずれも力を発揮すれば、その3頭での決着も十分考えられるが、果たして。いずれにしろハイレベルのレースが予想される今年の「天皇賞・秋」。本年度の競馬開催も来週から11月に突入し、いよいよもって佳境を迎えるが、そこへの弾みをつける意味でも今週末のこの「天皇賞・秋」は取りこぼせない一戦。アスコットシステムズが断を下す結論にご期待いただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟8R「3歳以上1勝クラス」ダ1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは締め切り直前まで上位人気が入れ替わるなか、最終的に4番人気に支持された4番ラズルダズルだった。

『1勝クラスのローカル平場戦らしく、全馬一長一短で地力で抜けた馬不在の小粒な組み合わせ。この程度の相手ならダート2度目で前進必至のラズルダズルで勝負になる。これが軸馬。初のダート起用となった前走は外枠からスムーズに流れに乗り、終始外々を回らされるロスの多い競馬ながらもしぶとく脚を伸ばして0秒4差4着に力走。明らかに相手は今回より揃っていたし、決して組み合わせや展開に恵まれた好走ではないことは確かだ。この中間は手控えた軽めの調整だが、中1週で再度輸送競馬なだけにこれで十分。前走程度走れれば、勝ち負けに持ち込めるとみて、ここは中心視』という見立て。

好スタートを切った7番アポロミラクルがケレンなく逃げに回る展開。3Fから順に36.8-49.6-61.8~レース上がり49.2-37.1という平均遅めの流れ。5番サトノスカイターフ、13番インテンスフレイムの2頭も積極的にポジションを取りに行き、軸馬4番ラズルダズルは互角のスタートを決めてそれらを行かせて内目の好位3、4番手。1コーナーから2コーナーを回り、終始抜群の手応えのまま楽に追走と序盤は完ぺき。3コーナーを向かえ馬群はほぼ一団となり、そのまま4コーナーから直線の追い比べに。逃げた7番アポロミラクルが追い出し、これに5番サトノスカイターフが食い下がるが、その一列後ろで脚を溜めていた軸馬4番ラズルダズルが5番サトノスカイターフをあっさり交わし、逃げる7番アポロミラクルに急追。手応え的には楽に交わせそうだったが、馬体を併せてから7番アポロミラクルが二の脚を使ってしぶとさを発揮。ラストは2頭の追い比べとなり、最後まで前に出させなかった7番アポロミラクルが軸馬4番ラズルダズルをクビ差退けて1着でゴール。2着に軸馬4番ラズルダズル。そこから3馬身と大きく溝をあけて5番サトノスカイターフが3着を死守。この結果により、「馬連4-7、2,320円」の的中。週最後の提供だったことが功を奏したようで『普段より多めに勝負した』という声が少なくなかった。強弱をつけると言うか、メリハリの利いた馬券作戦&資金配分は絶対に必要なこと。そのあたりの機微を察していただけているようで、弊社としても価値ある的中となった。

もちろん、この的中だけで終わるはずもなかった。土曜ひと鞍目の勝負となった阪神6Rこそ痛恨の対抗抜けで取りこぼしたものの、以降、時系列で土曜東京7R「3歳以上1勝クラス」の「3連複1-2-7、1,970円の的中を皮切りに、イチオシ鞍と断じて提供に踏み切った日曜阪神6R「3歳以上1勝クラス」の「馬連9-10、630円、さらに日曜阪神7R「3歳以上1勝クラス」の「馬連8-10、400円を手堅く仕留め、今回斬った日曜新潟8Rと合わせて土曜から4連勝を達成。急遽、イチオシ鞍として提供された日曜阪神6Rを含め、土日通じて5鞍の提供となったが5戦4勝、軸馬着順【3・1・1・0】と先週も軸馬複勝率100%。相変わらずの安定感で精度の高い予想提供を実現。もちろん重賞の方も好調そのもの。「富士ステークス」&「菊花賞」にていずれも3連複万馬券的中をお届けしたことを付け加えておく。

サポートにて上手くフォローし、相変わらず安定して的中お届けしているとはいえ、対抗抜けや軸馬3着が目立ちビシッと決めたレースが少なく、少々煮え切れない、もどかしい結果が多かった今開催前半戦だが、それを払拭する開催3週目の的中ラッシュ。先述のレースが象徴するように、今のアスコットには追い風が吹いていることは明らかで、開催最終週となる今週末はその勢いをもって大団円で締めくくる所存。実力に運も味方につけた以上、もはや何も怖いものなし。秋の収穫祭真っ盛り。今週末以降も冒頭の「天皇賞・秋」をはじめとする勝負鞍を矢継ぎ早に提供していく、一気呵成に攻め込むアスコットシステムズにより一層のご期待をお寄せいただきたい。