10/30 10/31 4回東京・4回阪神・5回新潟7日8日目分

気分を一新して開催替わり ~土曜新潟6R・3歳以上1勝クラス~

3歳エフフォーリアが正攻法の競馬で三つ巴の接戦を制した「天皇賞・秋」。それはそれで印象的レースではあったが、改めて思い知らされたのが3歳の世代レベルの高さ。この「天皇賞・秋」はたった1頭の出走だったが、コントレイル、グランアレグリアという現役屈指の2頭を撃破してみせたし、先のスプリントG1「スプリンターズS」を制したのも3歳ピクシーナイト。一方、これまで現役最強世代と呼ばれてきた5歳はこのレース3・5・8・11・12・13・14着の体たらく。やはり、というべきか、唯一、3着のグランアレグリアだけ一応面目は保った形。3歳に現役最強世代の称号を譲るのも遠い話ではない感じ。また、コントレイルだけと揶揄されている4歳勢だが、同馬とて次走「ジャパンC」で現役引退予定。今後の古馬G1戦線は『現3歳世代対5歳世代』という図式で推移していきそうだ。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜新潟6R「3歳以上1勝クラス」ダ2500m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは1人気に支持された7番キングサーガだった。

『距離延長した前走でクラスにメドを立て、ダートにも慣れてきたキングサーガが軸馬。元々、芝で勝ち上がり、ここ近況はどうも頭打ち感のある走りだったが、2走前からダートに矛先を転じて5、2着と再浮上。芝でも十分走れそうな体型をしているが、決め手に欠ける分、現状はダートの方がベターなのだろう。発馬があまり速くないだけに、この距離の方が流れに乗った競馬ができるし、前走にしてもかなりタイトな流れのなか、好位3番手から最後まで脚を伸ばす上々の内容。現級の芝でも2度の3着があるように脚力そのものはクラス上位。立て直してリフレッシュ効果も期待できるだけに、小粒なローカルのこの組み合わせなら今回はキッチリと決めてくれるはずだ』という見立て。

スタートから最内枠を利して先頭に立ったのは1番テーオーシリウス。外から11番メイショウカスガが積極策で2番手をキープし、差がなく10番コパノピッチング、8番プルミエロールが続き、同様のポジションに軸馬7番キングサーガとこのあたりはひと固まりで好集団を形成。向正面に入ってもそうペースを落とすことなく逃げる1番テーオーシリウスに後続各馬が徐々に詰め寄り、ほぼ一団で4コーナーから直線へ。3コーナー過ぎからのペースアップ時にズブさを見せて一旦はポジションを下げたキングサーガだが、直線で盛り返し、グイグイ脚を伸ばして先頭に躍り出る。これに軸馬とほぼ同じポジションを追走していた8番プルミエロールと終始後方で脚を温存してきた6番イシュタルゲートの2頭が急追。最後は後続の追撃を凌いで軸馬7番キングサーガが1着でゴール。1/2馬身差2着に6番イシュタルゲート、そこからアタマ差3着に8番プルミエロールが入線。この結果により、「馬連6-7、550円&3連複6-7-8、1,460円」のダブル的中となった。

他にも土曜東京7R「3歳以上1勝クラス」での馬連4-14、770円&3連複3-4-14、930円を、こちらも相手大本線でダブル的中をお届けし、土曜を連勝で折り返し。残念ながら日曜の勝負鞍では的中をお届けできず、皆さまが熱望する大団円とはならなかったが、それでもきっちりと的中率50%をキープして終了。随所でアスコットらしさはお見せできたものと自負している。開催替わりとなる今週末に関して、不安は微塵も感じていない。引き続きアツイご期待をお寄せいただきたい。