1/15 1/16 1回中山・1回中京5日6日・1回小倉1日2日目分

この勢いのまま開催最終週へ ~日曜中山8R・4歳上1勝クラス~

中山芝・2000mで「皐月賞」と同じ舞台にも関わらず本番との繋がりが薄いとされる「京成杯」。年末の「ホープフルステークス」がG1に昇格したことが一因として挙げられるが、今年は素質ある1勝馬や、「ホープフルステークス」からの臨戦馬などが集まり、興味深い一戦となった。このレースを制したのはその「ホープフルステークス」で11着と惨敗し人気を落としたオニャンコポン。2着に1馬身1/2差をつける堂々の勝利となった。レースはスタートを文字通りポンと飛び出して好スタートを切るも馬任せで流し、周りの出方を伺いながら好位6番手を追走。道中も馬任せで無理はせず、ポジションを10番手まで下げる局面もあったが、慌てず騒がずの追走。勝負どころの4角を迎えて、前を行くロジハービン(2着)を目標に差を詰め直線では外へ。内で先行する4頭が凌ぎを削り合うが、追い出しを開始したオニャンコポンの脚色は歴然。坂の上りでもグイグイ加速し先頭に躍り出ると更に差を広げてのゴールとなった。前走G1の凡走で評価は下降したが、馬そのものはむしろ厳しい競馬を糧としてさらに強くなった印象。加えて、若手ながらメキメキ力をつけてきた鞍上の冷静な騎乗にも賞賛を送りたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山8R「4歳上1勝クラス」ダ1800m。このレースで軸馬として期待したのは、最終的に1番人気に支持された5番ハイエストエンドだった。

『間隔をあけて立て直した前走で2着と高い能力があることを再認識したハイエストエンドを狙う。休養前2戦は調子を崩したが、陣営も早々に立て直しを図ったのが英断。前走では馬体を18キロ増やしての出走も、緩い感じなくむしろ逞しくなった印象だった。レースも出遅れから後方を追走したが、落ち着いたペースを嫌って向こう正面から積極的に進出し、3コーナー手前で先頭に躍り出る積極的な競馬。直線粘り込みを図るも終始マークを受けた勝ち馬にクビ差先着を許した。結果2着も勝ち馬より強い競馬をしたと言えるし、3着には9馬身差と圧倒的な差を付けているのだから、このクラスでは明らかに能力上位。叩いた上積みも考慮すれば、不動の軸馬と判断できる。』という見立て。

レースは内から絶好のスタートを切った1番ゴールドブリーズを4番トレイトセオリーが勢いよく交わして一気にハナを主張。好スタートを切った1番ゴールドブリーズが2番手につけ、その直後に6番サイモンルグラン、外12番メイショウムード、ラチ沿いを進む3番パノティア、その外を併走する11番アイソウザスターまでが先団を形成。中団ばらける中、軸馬5番ハイエストエンドは前走同様に遅れ気味の最後方を追走。逃げたトレイトセオリーは軽快に後続を引き離し、向こう正面入り口では5馬身引き離しての大逃げ態勢。1000m通過が62秒3と速めの計時したところで、2番手追走の1番ゴールドブリーズが直後に迫り、逃げた4番トレイトセオリーはここで脱落。徐々に馬群が凝縮してくる中、外から軸馬5番ハイエストエンドが勢いよく進出を開始。4角に入り先頭の1番ゴールドブリーズが押し切りを図るが、外から先行勢を見る形で競馬を進めていた8番ヒートヘイズが猛追。そのまま並ぶ間もなく交わし先頭に出て楽勝気配が漂う中、3コーナーから追い通しだった軸馬5番ハイエストエンドが勢い衰えず迫るが、アタマ差まで詰め寄ったところでゴールとなった。3着は渋太く走った1番ゴールドブリーズが後続を抑えての入線。
この結果により、「馬連5-8、1,040円&3連複1-5-8、1,240円」のダブル的中。馬連4点、3連複3点での的中劇だけに弊社会員様からも多くの高評価をいただいける結果となった。

今週も勝負鞍「4戦3勝・的中率75.0%」という高アベレージを継続中。やや配当的には物足りないレースもあったが、それでも競馬は的中ありき。ゼロかイチかで大きな差を生むことは弊社の会員様であれば納得されているだろうし、的中を続けていけば前述のようなオイシイレースにも必ずたどり着くということをつけ加えておく。

さて、早いものでアッと言う間に開催最終週を迎える中山開催。昨年末からの好調を維持したまま迎えられることにまずは一安心。無論、その状態に奢ることなく最終週でもキッチリと的中をお届けし、東京開催の開幕を迎える所存。更に重賞『アメリカJCC』も注目レースとして準備万端。引き続き、会員様には期待に胸を膨らませて今週末をお待ちいただきたい。