1/21 1/22 1回中山・1回中京7日8日・1回小倉3日4日目分

弊社十八番のダブル的中 ~土曜中京7R・4歳上2勝クラス~

先週はG1フェブラリーSの前哨戦・東海S。しかしここをステップに本番で馬券になったのは、近5年ではインティ(2019年/東海S・1着、フェブラリーS・1着)のみ。やや繋がりが薄くなってきた雰囲気だが、今年も好調馬が揃って注目の一戦となった。勝利をおさめたのは、B.ムルザバエフ騎乗の2番人気プロミストウォーリア。昨年10月から4連勝で、ここは試金石の重賞初挑戦だったが、主導権を握ってそのまま押し切る強い競馬であった。鞍上いわく「馬に任せたまま何もしていない」とのことだが、それだけ馬が充実しているということだろう。ちなみに、これでマジェスティックウォリアー産駒は20年エアアルマスに続き本レース2度目の勝利。こと米国産エーピーインディ系は左回りの中距離に良績があり、特に逃げた時は約半分が複勝圏という高打率。その反面、揉まれ弱さもあるから外目の枠が理想だ。プロミストウォーリアの次走は不明確だが、強力な同型が揃うフェブラリーSでも枠順や展開次第では面白い存在となりえる。なお、1番人気ハギノアレグリアスは、カラ馬に邪魔されて勝負どころでブレーキと、前走に続いて不運に見舞われてしまった。スムーズでも差し切りまでは微妙だったが、過去最高の馬体重かつ不利あっての2着は高い能力があってこそ。6歳でもまだキャリア11戦であり、順調に使えれば重賞制覇も遠くないはずだ。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中京7R「4歳上2勝クラス」ダ1900m。このレースで軸馬として期待したのは、1番人気に支持された7番レッドファーロだった。

『ダートではまだ底をみせていないレッドファーロが軸馬。ダート2戦目の前走は馬群に押し込められて動くに動けない厳しい展開だったが、それでも直線だけの競馬で0秒2差の2着。負けはしたが、馬群の中で砂を被っても怯まなかったレース内容は高く評価できる。ここは間隔が詰まっているが、長めからキッチリ追って負荷をかけた調整は好感が持てるし、引き続き結果の出ている中京1900mも申し分なし。相手に恵まれた感もあり、スムーズならアッサリまで』という見立て。

レースはほぼ互角のスタートから、ややダッシュを効かせて2番メイショウゲキリンがハナを主張。番手争いはややゴチャつくも8番セブンスレターがおさまる。差がなく15番クリノナイスガイ、3番アドマイヤベネラ。これに続いて11番アスクビックスター、16番セレッソまでが先行集団を形成。2馬身ほど開いて中団前に5番クリーンドリーム、4番カフェキング、以下バラッとした隊列となり軸馬7番レッドファーロは中団後方。2馬身以上開いた最後方は1番プルモナリア、13番トップリーチの2頭が並走する。ハナを叩いた2番メイショウゲキリンがテンポよく刻み、タイムは600m36秒7、800m49秒8。特別に速いというラップでもないが、馬群は先頭から最後尾まで20馬身と縦長の展開。だが、800mを過ぎるとガクッとペースが落ちたため、後続との差が大きく詰まり4コーナーで馬群が密集。各馬とも勝負圏内のポジションで直線へ突入する。終始マイペースで逃げた2番メイショウゲキリンが懸命に粘るが、しかし坂を上がって残り2ハロンというところで脚色がやや鈍化。これと対照的に、先行勢の後ろで虎視眈々と追い出すタイミングを狙っていた16番セレッソ、さらに外から軸馬7番レッドファーロが急伸する。残り1ハロンで完全に脚が上がった2番メイショウゲキリンをかわし、勝負は16番セレッソ、軸馬7番レッドファーロの一騎打ち。先に抜けた16番セレッソが最後まで抵抗してみせたが、地力に勝る軸馬7番レッドファーロがクビ差抜け出したところがゴールだった。入選順は、1着7番レッドファーロ、2着に16番セレッソ、3着に最後まで踏ん張った2番メイショウゲキリンが入線。

この結果により、「馬連7-16、650円・3連複2-7-16、1,270円」を的中。サポートでは軸馬と対抗馬の決着と判断。さらに人気の割に配当妙味があることから、3連複2頭軸を推したのが吉と出た。結果、わずか3点で3連複を仕留めたことには一定の評価をいただけるだろう。

また、他でも重賞レースの日曜中京11R「東海S」で「馬連4-10、970円・3連複4-10-13、1,750円のダブル的中や、安定感抜群の新馬未勝利予想でもキッチリ的中と弊社らしい結果を随所にお届け。厳選勝負鞍では上記1鞍のみとやや寂しい結果ではあるが、年明けからの好調を考えれば中山開催全体はまずまずの結果だったといえる。

さて、早いもので年始5日から始まった中山開催が先週で終了。今週から東京開催へと移行するが、何事も最初が肝心であり、開催替わりもその一つ。弊社では東京開催のスタートダッシュを決めるべく、勝負鞍の準備に余念がないことをお伝えしておこう。特に、今週末はもうひとつのフェブラリーS・前哨戦「根岸S」がスタンバイ。こちらは東海Sに比べて本番への関連が強いうえに、今年はハイレベルな明け4歳馬も参戦するから興味深い。余談だが、弊社では人気薄濃厚のある一頭に注目している。果たしてどんな買い目になるのか、期待を大きく膨らませて当日配信をお待ちいただきたい。